鬼越蒼前神社

岩手県は、古くから馬産地として知られています。江戸時代以前は、主として軍馬や騎馬として使われていましたが、寛政年間(1789年頃)から農耕用として農民が家族同様の愛情を注いで飼うようになり、人と馬がひとつ屋根の下で暮らす南部曲り家が造られました。こうした愛馬精神から自然に生まれたのが馬の神をまつる「駒形(蒼前)神社」です。

かつて蒼前神社の縁日は、端午の節句(旧暦5月5日)に開かれていました。この時期は田植え前の重労働が続くので、この日だけは仕事を休み、神社の境内で1日を過ごすという風習が生まれました。

時代とともに旧暦5月5日が田植えの最盛期とかち合うようになり、昭和33年からは新暦6月15日に変更されました。多くの方々に見てもらえるようにと平成13年から6月の第2土曜日に開催日を変更いたしました。加えて、昭和53年には、国から「記録作成等の措置を構ずべき無形の民俗文化財」に選定されています。


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