平成24年を迎えまして、謹んで新春のごあいさつを申し上げます。
平成23年3月11日、東日本大震災が発生し、岩手県内のみならず東日本を中心に甚大な被害を受けました。被災された皆さんに心よりお見舞い申し上げますとともに、災害でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
現在、滝沢村は「がんばろう!いわて~災害に強い安全安心なまちづくりと復興支援」を合言葉に、災害に強い安全安心なまちづくりの推進と県内沿岸地区の復興再生支援に取り組んでおります。また、地域の皆さんによるボランティア活動なども行われており、感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、滝沢村は平成26年1月、市制移行を目指しており、市制フォーラムや各自治会ごとの「村政懇談会」、「村長とのお気軽トーク」など対話集会を重ね協力と理解を求めてきました。市制移行は、地域の皆さんと行政の意識変革の大きなチャンスでもあります。確かに、村から市になることで、国などからの権限移譲や財政支援は強化され行政機能は向上し、都市的イメージアップにより企業誘致なども進むかもしれません。しかし、わたしたちが目指す市はそれだけではありません。地域の皆さんと行政が協力して、『このようなまちにしたい』との目標の実現に向け、まちづくり活動と地域の活性化に取り組んで市を目指すことが重要です。今まで地域の皆さんが培ってきた滝沢の良さや伝統、絆を次世代を担う子どもたちや若者たちに継承し、彼らがここで就職し、家庭を持ち、未来の滝沢を担っていけることを目指しています。その取り組みが『まちづくり』であり、一つひとつの積み上げにより、滝沢は『人口日本一の村』から笑顔と絆で『住民自治日本一の市』になることができます。
そのためにも、希望の持てる産業振興と雇用の拡大、心豊かな教育と文化スポーツ振興、安心できる医療・福祉・子育ての充実、人にやさしい生活基盤・道路・交通網の整備、環境にやさしく安全安心なまちづくり活動の充実、地域の皆さんが豊かさを実感できる行政運営に取り組みます。
そして、いつまでも子どもたちの元気な姿と声がこだまし、情熱あふれる清々しい若者たちの頑張りと、それを支え見守る壮年、経験豊かな高齢者の皆さんなど、子どもから高齢者まで幅広い世代の皆さんが一緒になって希望に満ち溢れ、活力あるまちをみんなで創ろうではありませんか。
あらためまして、地域の皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。
年頭にあたり平成24年が実り多い年となりますよう心から祈念申し上げ、新年のごあいさつとします。
平成24年1月1日
滝沢村長 柳 村 典 秀