岩手県滝沢村 takizawa village

2014年1月こころひとつにめざそう市制

『人口日本一の村』から笑顔と絆で『住民自治日本一の市』へ

 

 

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平成20年第11回定例会会議録(9月10日)

◎開議の宣告

〇議長(角掛邦彦君)ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
(午前10時00分) 

◎一般質問

〇議長(角掛邦彦君)これより本日の議事日程に入ります。
日程第1、一般質問を行います。
本日は4名について行います。

4番日向清一君の発言を許可いたします。ご登壇願います。
〇4番(日向清一君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)4番日向清一君。
〇4番(日向清一君)議席番号4番、春緑クラブの日向清一です。さきに通告しておりました内容につきまして質問いたします。
農業振興のための支援策について質問いたします。飼料、肥料、燃料など農業生産コストの異常な高騰が一向にとまらない状況にあり、生産者は価格転嫁が十分にできず、経営悪化の進行は深刻であり、いまだかつて経験したことがない危機的な状況に直面しております。
先般8月22日、県内の農業者の代表が一堂に会し、JA岩手県中央会の主催による原油高・飼料高・肥料高危機突破岩手県代表者大会が開催され、純情産地いわてが存続できる政策を求める緊急集会がありました。生産者は、ぎりぎりのコスト削減に取り組み、努力を重ねておりますが、このままですと農業そのものが壊滅的な状況に陥ることが懸念されます。また、地域の農業を担う意欲ある担い手の育成さえ心配されます。安全で安心な食料を供給し、さらには生産者の所得向上と安定を確保し、経営を維持するために村として第5次総合計画の重点施策である産業が元気なまちをつくるために今後どのような支援策をお考えか、次の点についてお伺いいたします。
1つ目として、農業生産コストの異常な高騰による村独自としてどのような支援策をお考えなのか。
2つ目として、中核農家の育成、集落営農の実現と推進に向けた新たなお考え、あるいは支援策の考えはあるのかどうかお伺いいたします。
3つ目として、村として野菜の重点作物の設定と今後の推進、振興の考え方についてお伺いいたします。
4つ目になりますが、最後に農業委員会会長にお伺いいたします。毎年春に農作業労賃標準額を決定し、当年の4月から翌年の3月まで1年間の適用期間として設定をされておりますが、原油価格の高騰により特例として緊急に見直しが必要と思われますが、その考えがあるのかどうか、あわせて設定検討委員会の実態、あるいは設定根拠についてお伺いいたします。
〇村長(柳村典秀君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)柳村村長。
〇村長(柳村典秀君)日向清一議員のご質問にお答えいたします。
私からは、農業振興のための支援策についてのご質問にお答えいたします。最初に、農業生産コストの異常な高騰による村独自の支援策についてでありますが、現在の原油価格の高騰、各種飼料、肥料、生産資材の高騰など、農業生産コスト全般の異常な高騰につきましては、村といたしましても大変憂慮しているところであります。この農業生産コストの異常高騰は、世界経済の大きな流れに起因するものであり、村単独で解決できかねる問題でありますことから、国、県の農業政策を注視し、その動向を見きわめながら総合的に対応していく必要があると考えております。
現在の国、県の対応を見ていきますと、省エネルギー型各種農業機械、施設の導入補助制度、農作業機器、施設の運用面での省エネルギー技術の普及、各種農業金融制度の活用などがあります。また、村独自の支援策といたしましては、肥料の高騰につきまして価格高騰の観点に加え、耕畜連携の観点からも村内各畜産農家や公共施設等にて生産される有機肥料を耕種農家に活用、普及するように仲介、あっせん等を行ってまいりたいと思っております。また、農地の土壌診断により必要とする肥料成分を把握し、適正量の施肥による肥料代の節約などについても農業改良普及センターや村内各農協等とともにPRするなど、少しでも農家の皆様方の負担軽減になるように支援してまいります。
次に、中核農家の育成と集落営農の実現と推進に向けた新たな支援策についてでありますが、生産コストの削減や小規模農家の問題等の観点からも、中核農家の育成と集落営農組織の実現と推進は重要かつ必要と認識しております。本村の水田農業ビジョン並びに産地づくり計画におきましては、既存の機械等の共同利用組織や農作業受託組織の今後の役割等を検討しながら、地域での話し合いの中で認定農業者を中心とした担い手農家への利用権の設定や農作業の受委託など担い手農家への集積を図りながら、他方では集落営農の組織化や法人化を目指すこととしております。
また、国からの産地づくり交付金につきましては担い手への集積に重点を置いております。村が単独で実施しております担い手支援育成事業費補助金につきましては、認定農業者と集落営農組織を対象に小麦と大豆の作付に対しまして、10アール当たり1万円の定額補助を行っております。これらの計画の実践や関連する施策によりまして、中核農家の育成と集落営農の実現に向け、集落での話し合いや関係者、団体との連携を深めながら支援を進めているところであります。農家個々の自助努力だけでは解決できない課題を結いなどのような過去の社会システムからヒントを見出し、地域コミュニティの強みを生かした対応が持続的で安定的な農業経営に資するものと考えております。今後も以上のような基本姿勢で取り組んでまいりますが、さらに新たな支援策につきましても調査研究を進めてまいりたいと考えております。
次に、村の野菜重点作物の設定と今後の推進、振興の考え方についてでありますが、村の重点作物の設定及び今後の推進、振興につきましては、平成19年度に定期見直しされた滝沢農業振興地域整備計画で定めております。現在重点品目として、大根、キャベツ、ホウレンソウの3品目を指定しておりますほか、推進品目としてキュウリ、トマト、ミニトマト、ネギ、ピーマン、スイカの6品目を指定しております。これらの生産を拡大していくために、農家の生産施設整備、生産管理機器の導入を積極的に図り、品種、規格の統一化の強化に努め、新岩手農協等と連携しながら栽培管理、営農指導等を徹底し、系統出荷を強化することによって農家所得の向上を目指すことといたしております。また、市場での滝沢産野菜の安全、安心ブランドをPRし、その確立に努めてまいりたいと考えております。
また、今後生産者の高齢化に対応するため、農作業労力の省力化を図りながらも高収益を見込むことのできるインゲン、ニラなどの軽量品目の積極導入や、例えば夏期に国内市場での在庫が非常に不足するため、高収益が見込まれる東北農業研究センターにて新品種が開発された夏取りイチゴといった新たな品目の導入なども検討しながら農家の所得向上を目指してまいります。
また、農産物の生産のみにとどまらず、新たな発想による取り組みについても積極的に推進してまいりたいと思っております。例といたしましては、農家の創意工夫により農産物を加工し、付加価値を加え、産直施設等で販売する事例、あるいは商業者、工業者との連携によって農産物を使用した特産品やブランド商品を共同で開発し、市場に売り出す事例、さらには観光と絡めた体験農業、農家民宿、農家レストランなどのように農商工連携による新たな魅力の創造と発掘により新しい農業のビジネスモデルの構築を支援してまいりたいと考えております。
〇農業委員会会長(圷幸一君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)圷農業委員会会長。
〇農業委員会会長(圷幸一君)それでは、私からは農作業労賃設定検討委員会の実態、設定根拠と今後の見直しの考えについてのご質問にお答えいたします。
農作業労賃の標準額は、農業委員会の任意業務として毎年設定し、農家の方々にご利用いただいているところでありますが、設定に当たっては前年度における他産業の賃金の動向や農業情勢等を勘案し、近隣市町村の情報連絡会議において調整を図り、農業委員会の農地小委員会の意見を徴収し、さらに農家代表5名、生産組合代表5名、村内の農業協同組合各1名、農業委員4名、識見を有する者として農業改良普及センター職員、村農林課職員によって組織する農作業労賃標準額設定検討委員会において検討され、この結果を踏まえ、農業委員会の総会において決定し、農家の方々に周知しているところでございます。農作業労賃の標準額設定に当たっては、作業の種別ごとに設定しておりますが、人力の部においては岩手県の最低賃金を参考に設定しております。また、機械の部においては農業機械の大きさ、性能、さらには圃場の大きさ、形状、起伏、土質等により作業原価に大きな差が出てくることから、数値としての設定根拠は示していないところでございます。
今後の見直しについてでございますが、この農作業労賃の標準額は長い歴史を持ち、委託側、受託側が議論を重ね、互いの妥協点を見出し、設定されてきた経緯があります。また、農畜産物の価格の低迷や肥料、飼料、燃料等の高騰に伴い、農業経営は大変厳しいものがあります。委託する側においては、より低価格、受託する側はより高い価格を望むのは当然のことと思われますが、当農業委員会で設定した農作業労賃の標準額を基準とし、委託側と受託側の双方の話し合いにおいて作業受委託料金を決定すべきものと考えているところでございます。したがいまして、年度途中での改定は考えていないところでございますが、農業情勢や近隣市町村の動向を注視してまいりたいと考えております。
〇4番(日向清一君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)4番日向清一君。
〇4番(日向清一君)再質問をさせていただきます。
ただいまの答弁の中で、農業生産コストの異常な高騰による支援についてでありますけれども、耕畜連携の観点から村内各畜産農家や公共施設などで生産される有機肥料を耕種農家に活用するように仲介、あっせんを行ってまいりたいということでございますが、具体的にはどのような策をお考えなのかお伺いをいたします。
〇経済産業部長(中道俊之君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)中道経済産業部長。
〇経済産業部長(中道俊之君)お答えをいたします。
村内の畜産農家には、畜産業を営んでいく中で生産された有機肥料を販売している農家が数件ございます。肥料販売されている肥料は、ほとんどが即使用可能で安価でございますため、大変有用な肥料であります。しかしながら、どこでどれだけのものが求められるのかといった、そういった情報、1次情報が耕種農家の皆さんには周知されていないという現状がございます。
また、一方で盛岡地区衛生処理組合において生産されております汚泥肥料めぐみという商品名なそうでありますが、これを無償で分けていただけるという情報をいただいておりまして、村内の一部の農家の方々は既に使用されているようでありますが、やはりすべての農家の方々に周知が徹底されているという状況には至っていないということ等を踏まえまして、これら村内の有用な安価で求められる肥料に関する情報の一元化、そして顕在化などに努めて、各農家さんに情報提供をしてまいりたいというふうに考えております。
〇4番(日向清一君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)4番日向清一君。
〇4番(日向清一君)ただいまのお話の中で、答弁にもありましたけれども、公共施設等にというのがただいまの答弁の衛生処理組合からの汚泥というふうなものだとは思いますが、この再生処理された汚泥の肥料というのは、その年度によって、あるいは時期によって全然生産量が確定しているものではないとは思いますが、年間というのですか、月間というのですか、どのくらいの量がつくり出され、今後どれくらいの量が見込めるものなのでしょうか。
〇経済産業部長(中道俊之君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)中道経済産業部長。
〇経済産業部長(中道俊之君)盛岡地区衛生処理組合のいわゆる汚泥処理、コンポストのお尋ねでございます。
現在盛岡地区衛生処理組合では、平成18年度の実績で生産量が約700トン、うち農家等への還元量が約206トン、平成19年の実績で生産量が約614トン、うち農家等への還元量が約357トンといった状況になっております。18年度に比較しまして19年度の生産量が約10%減少いたしておりますのは、下水道の普及等に伴いまして、し尿処理量の絶対量が減少したということで伺っております。今後の生産量は、ほぼ横ばいではなかろうかということで私どもは認識をいたしております。いずれにいたしましても、村内農家さんに活用していただけるような魅力ある有機肥料というふうに認識しておりますので、需要の発掘等に努めてまいりたいというふうに考えております。
〇4番(日向清一君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)4番日向清一君。
〇4番(日向清一君)今の答弁の中で、19年度においての年間生産量が614トン、そのうち農家の供給分が357トンですから、おおむね半分が農家のほうに供給されているということなのですが、それ以外の量というのはどちらのほうに利用され、あるいは活用されているのでしょうか。あるいは、全部が、せっかく無償で提供されるものですから、このめぐみというお話でしたが、全部が農家のほうに供給されるような体制にはならないのでしょうか。
〇経済産業部長(中道俊之君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)中道経済産業部長。
〇経済産業部長(中道俊之君)議員ご指摘のように全量が還元をされている状況には現在のところはなっておりません。各農家さんへの情報の提供のあり方、そして農家さんの営農に対する考え方等々、これらの諸条件をクリアしていく必要がございますが、無償で提供してくださっている肥料でもございますので、これらのPRに努めてまいりたいというふうに考えております。
〇4番(日向清一君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)4番日向清一君。
〇4番(日向清一君)それでは、全額生産されるものが農家に対して供給されるように、ぜひそのPR活動を今から取り組んでいただければなと願います。
それから、国と県、村が共同で行う農家支援策とは具体的にどのようなことなのかお伺いをいたします。
〇経済産業部長(中道俊之君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)中道経済産業部長。
〇経済産業部長(中道俊之君)現在の原油高騰対策、農業用資材価格高騰を受けまして、農林水産省並びに岩手県におきましては、省エネ型機器、施設などへの買いかえ補助、あるいは省エネ技術の普及等を推進いたしております。村では、平成19年度に2つの農業生産組合に対しまして、従来の乾燥機に比べて30%程度効率のよい遠赤外線式の穀物乾燥機を1基ずつ、合計2基買いかえていただきまして、国の補助事業を導入して2分の1の支援をいたしております。
また、県の単独事業でありますが、いわて希望農業担い手応援事業という名称で実施されております。この事業を活用いたしまして、村と県が合計で2分の1の支援をしてパイプハウスの導入支援ですとか、あるいは産直施設の建設等にこれを活用いただいたという実績等がございます。今後もこのような制度の活用を各農業生産組合の皆さんと検討してまいりたいというふうに考えております。
〇4番(日向清一君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)4番日向清一君。
〇4番(日向清一君)いろんな事業を取り組んで、昨年も今のお話ですと事業を取り入れ、2分の1補助で導入されたものがあるというふうなお話ですが、今答弁の中で農業生産組合という部分のお話をいただいたわけですが、村内には受託をされ、結構面積を多くやっておられる方もいますので、ぜひその農業生産組合だけからの希望調査ではなくて、大規模農家といいますか、大型農家のほうもぜひそのご意見、希望、要望、そういう部分も尊重して新たな支援策を講じていただきたいものだと思いますけれども、その考えはおありかどうかお伺いします。
〇経済産業部長(中道俊之君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)中道経済産業部長。
〇経済産業部長(中道俊之君)ご指摘のとおり、村内には個人で大規模に受託されている方もいらっしゃいます。多い方ですと30ヘクタールほどの受託面積の方もおられるわけでありますので、ご意見、ご希望も踏まえながら情報提供や法人化も含めた設立への支援などにつきまして、JAさんを初め、普及センターさん等々関係団体とともに連携し、継続して支援してまいりたいというふうに考えております。
〇4番(日向清一君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)4番日向清一君。
〇4番(日向清一君)それでは次に、中核農家の育成と集落営農の実現という部分について質問させていただきますが、現在の農業を取り巻く環境というのは何一ついいところが見えない。このような状況の中で、農家の高齢化並びに後継者不足も懸念されます。村において、担い手としてとらえている農業者は何名ほど、何人ほどいらっしゃるのかお伺いいたします。
〇経済産業部長(中道俊之君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)中道経済産業部長。
〇経済産業部長(中道俊之君)滝沢村水田農業ビジョンにおきましての担い手の農業者といたしましては、家族経営を中心とした個別経営体が137人、組織といたしましては1法人、6組合となっておりまして、農業者全体に占める割合は約1割強となっております。
〇4番(日向清一君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)4番日向清一君。
〇4番(日向清一君)今の137人と1法人というのは、水田農業ビジョンにおいての担い手という解釈なのですが、これは認定農業者ということで理解してよろしいでしょうか。また、このビジョンにおいての農業者が今後増加すると見ておられるのかどうかお伺いいたします。
〇経済産業部長(中道俊之君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)中道経済産業部長。
〇経済産業部長(中道俊之君)水田農業ビジョンに位置づけられている担い手の方々につきましては、認定農業者の方はもちろん含まれておりますが、集落の担い手という意味からも認定農業者以外の方々も含めまして、より広い位置づけとしております。今後の認定農業者の方々の動向でありますが、できるだけ強い農業、たくましい農業に取り組んでいただいて、経営の観点から5年後を想定したビジョンを作成していただく認定農業者でございますので、増加に向けて支援をしてまいりたいというふうに考えております。
〇4番(日向清一君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)4番日向清一君。
〇4番(日向清一君)ぜひその認定農業者の増加というのですか、農業者が増加するような支援を今後ともお願いしたいものだなというふうに思います。
それから、産地づくり交付金が担い手の集積に重点を置いているということでございますけれども、具体的にどのような形に重点を置いて支援しているのか。その結果、その集積が進んだのかどうか、この点についてお伺いをいたします。
〇経済産業部長(中道俊之君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)中道経済産業部長。
〇経済産業部長(中道俊之君)米の生産調整に関しての産地づくり交付金におきまして、通常の転作助成のほかに小麦、大豆、ソバ、飼料作物を転作田に一定の条件のもとに団地化をして作付した場合には、10アール当たり4万6,000円を交付いたしております。
また、この団地の中で担い手が受委託契約を交わして集積した場合には、さらに担い手加算といたしまして10アール当たり6,000円を交付いたしております。このような形で国からの交付金を担い手へ重点的に配分し、有効に活用しているところであります。
また、先ほど村長から答弁申し上げましたように、村単独で認定農業者や集落営農組織等を対象に転作田への小麦、大豆の作付をした方につきましては、10アール当たり1万円の定額補助を行っているところでもございます。これらの施策によりまして、平成20年度におきましては転作水田においての団地面積は約140ヘクタールとなっているところであります。前年度が116ヘクタールでございました。ブロックローテーションなどの関係で若干変動はあるわけでありますが、集積は進んだのではないかなというふうに判断をいたしているところでございます。
〇4番(日向清一君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)4番日向清一君。
〇4番(日向清一君)今の答弁では、19年が116町歩、20年が140町歩というふうなお話で、集積が進んだよという答弁でございましたけれども、さらにその団地化を誘導しての交付金というのはぜひ今後も継続していただきたいものではありますけれども、村単独の補助金も含めて、今後もその交付金が続けられる見通しがあるのかどうか、これは不透明な部分もあると思いますけれども、そういう部分の見通しについてお伺いいたします。
〇経済産業部長(中道俊之君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)中道経済産業部長。
〇経済産業部長(中道俊之君)水田農業につきましては、現在平成21年度までの産地づくり交付金の制度の中で進めておりますが、22年度以降の国の施策がまだ明確になっておりませんので、村の単独補助金等の継続も含めて、一概に断定的なことをお答えすることが難しい状況となっておりますが、新聞報道等によりますと基本的には産地づくり交付金は継続するのだろうというふうに見込んでおります。最近米粉ですとか、飼料用稲などに新たな取り組みも考えられるということで、粉砕技術の向上等が顕著になってきていることから、機械導入を促進して米の消費拡大に向けてといったような動きがにわかになってきているというようにも認識をいたしております。このような動向等を注視しながら、地域の実情も踏まえまして情報収集に努め、検討してまいりたいというふうに考えております。
〇4番(日向清一君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)4番日向清一君。
〇4番(日向清一君)村の野菜重点作物の設定についてお伺いをいたします。
農家所得向上のために新品種の導入を検討していくということでございますけれども、どのような観点から検討していく考えなのかお伺いいたします。
それから、答弁の中で高収益が見込まれる夏取りイチゴ、これが東北農業研究センターにて新品種が開発されたと。普通イチゴは春から夏なわけですけれども、品種として今までの品種とどこが違うのか、そして果たしてその品種が生産する滝沢に合っているものなのか、産地として。そして、産地として形成できる作物なのか、あるいは栽培先進地がどこにあるのかどうか、その点についてお伺いいたします。
〇経済産業部長(中道俊之君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)中道経済産業部長。
〇経済産業部長(中道俊之君)新品種の導入についての考え方でありますが、まず第1点には滝沢村の土地、気候に合っているかどうか、第2点目といたしましては栽培の労力はどれだけかかるのか、高齢化に向けた検討が求められるわけでありますが、第3点目は販路、収益性でありますが、こういった販路が確保できるものかどうか。これは、マーケティングの要素を伴った検討が必要になってまいります。この3点について検討する必要があるだろうというふうに考えておりまして、農協さんなどの協力もいただきながら、あるいは普及センターさんの専門的な知見、知識等を仰ぎながら勉強会を重ねて検討していく必要があるだろうというふうに考えております。特にも生産者が高齢化をしているという、そういった側面から、軽量で小作業である程度の収益という三拍子そろった条件が求められるわけでありますが、そういう観点からの検討が必要であります。例えば野菜では、最近ちょっと価格が低迷いたしておりましたが、ニラ、それからインゲンなどの軽量作物、花卉ではソリダスターなどの品種が検討された経緯がございまして、現在もこれらを鋭意進めているところであります。また、こういった新品種を導入する場合にはハード的な面の支援も必要になってまいります。かがんだままでの作業を極力少なくするための台を設置するための設備投資ですとか、そういったようなところにも目を配ってまいらなければなりませんので、そういった設備投資等も合わせた費用対効果の観点から検討する必要があるだろうというふうに思っております。
夏取りイチゴについてのお尋ねでありましたが、日本国内では生食用と、それからケーキなどに使われる加工用と1年を通してイチゴの需要があるというふうに言われております。今回私どもがイチゴに着目いたしましたのは、地域産品振興会の会員の菓子業者さんから滝沢産のイチゴが欲しいという、そういったご要望があったことに端を発しております。しかしながら、夏場、7月から9月ごろにかけましては市場への国内産のイチゴの供給はございませんで、果実がかたくて食味の劣るアメリカ産に頼っていたというような実情がございます。これは、国内のイチゴ品種に夏場を意識した品種が少なかったということでありますが、東北農業研究センターさんによりまして夏の期間に収穫、出荷できるイチゴの新品種が開発されたということでありますので、これに着目をいたしているものであります。正式には、生食用のなつあかりという名称なそうでありますが、ケーキなどの加工用はデコルージュという名前なそうであります。いずれも東北の冷涼な夏での栽培に適しているということでございますので、村内での栽培、産地化には適しているのではないかなというふうに考えております。市場動向を見ますと、夏に出荷される国産イチゴは2倍以上の単価で取引をされるということですので、有力な商品として、農産物として注目しているところであります。
以上でございます。
〇4番(日向清一君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)4番日向清一君。
〇4番(日向清一君)東北農業研究センターで開発されたものだというなつあかり、期待をするところでありますけれども、ただいまの答弁の中にありました、それなりの設備投資もやはり必要だということになりますと農家の負担も相当出てくるわけですので、そういう部分の融資あるいは支援という部分も今後検討していただきたいものだなというふうに思います。
19年度に定期見直しした滝沢農業振興地域整備計画で定められたものとして答弁にございましたが、重点品目が大根、キャベツ、ホウレンソウの3品種、それから推進品目にはキュウリ、トマト、ミニトマト、ネギ、ピーマン、スイカの6品種を指定しているという答弁でございました。重点品目の大根については、平成元年に岩手県内のトップスリーになった実績がこの滝沢村、あります。これ統計の資料にありますけれども、それなりの手段を講じて面積が拡大したということでありますけれども、そういう実績がこの滝沢村にはあるのです。こういう力があります。
そういった中で、推進品目の滝沢の特産品であるスイカについてちょっと注目をしてお尋ねをしたいと思います。現在のスイカの栽培面積、生産量はどのように推移しているかお尋ねをいたします。
〇経済産業部長(中道俊之君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)中道経済産業部長。
〇経済産業部長(中道俊之君)現在村内の滝沢スイカの生産状況、あるいは出荷の状況でありますが、出荷の形態は大まかに3つに分類をいたしております。1つは、新岩手農協さんへの系統出荷が1つ、農家さんにしては7件から10件ぐらいの中で出荷をいたしているようでございます。それから、滝沢スイカ出荷組合、任意組合さんですが、丸モ農協さんに出荷をしている農家さんが9件ほどございます。そして、その他産直施設等に出荷をされている農家さん10件前後というふうに村ではとらえておりまして、それぞれ作付面積でございますが、新岩手農協さんに出荷されている農家さんの面積が約4.5ヘクタール、丸モ農協さんに出荷されている農家さんの面積が約8ヘクタール、産直施設等に出荷されている農家さんの面積が約2.5ヘクタールとなっておりまして、合計で約15ヘクタール程度となっております。この15ヘクタールの面積、過去に比べてどのような状況かということでありますが、昭和55年ごろには約40ヘクタールございました。そして、60年前後には30ヘクタール、平成に入りまして、平成2年から平成七、八年ごろには約20ヘクタールというふうに面積が減少してきております。出荷の生産量でありますが、データ的に産直施設組合に出荷をされている方々、あるいは丸モさんに出荷をされている方々のデータが把握できない状況でありますため、新岩手さんのデータから類推をいたしまして、あくまでも概数ということでつかんでおりますが、昭和55年ごろが年間1,900トン、60年ごろが2,100トン、平成7年ごろが1,900トンで、昨年、平成19年が360トンほどということになっております。
〇4番(日向清一君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)4番日向清一君。
〇4番(日向清一君)この55年をピークに40町歩ですか、55年が40町歩、そして出荷方法は違っても現在は15町歩という答弁でございましたけれども、この原因というのは、面積が減ってきた原因というのは何ととらえておりますかお伺いいたします。
〇経済産業部長(中道俊之君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)中道経済産業部長。
〇経済産業部長(中道俊之君)当初は、転作品目として推奨したという、そういった経緯もございまして多くの面積が作付されたわけでありますが、その後食に対する価値観の多様化、これは消費者サイドの変遷、それから生産者サイドの事情といたしましては重量作物でありますので、高齢化等々いろいろな諸事情が複合的に重なり合って栽培面積、作付面積が減少してきているというふうに判断をいたしております。
〇4番(日向清一君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)4番日向清一君。
〇4番(日向清一君)それでは、村長にお伺いをいたします。
村長は、ことしのチャグチャグ馬コまつりにおいて、みずから農夫に扮してスイカ宣伝隊をつくりましてPRに専念をされました。また、盛岡市場におきましてもスイカの初競りにみずから宣伝隊を組み、競り人に滝沢スイカを売り込んでいただきました。その結果、ご祝儀相場だとは思いますが、1箱2個入りで1万円ということで、過去にない価格で取引をされたわけでございます。これは、村長みずからスイカ宣伝隊を組み、隊長としてPR、啓蒙に努力された結果であるというふうなことで、感謝と敬意を申し上げるわけでございますが、そこでお尋ねをしたいわけですが、現在の滝沢のスイカは、現在の栽培、あるいは生産環境の中で、今答弁ありました生産者の高齢化、あるいは重量化、価格的な部分もある、後継者不足ということもあるわけですが、面積が減少しているという中で、今後スイカの産地として残っていけるのかどうか、私はとても不安であります。村長は、現在の状況をどのようにとらえ、そしてその産地として成り立たせていくためにはどんな手段を講じなければならない、あるいは産地として生き残るためにはどんな手段を講じなければならないと思っておりますでしょうか。そして、また今後もスイカ宣伝隊長を務められるものなのかお伺いいたします。
〇村長(柳村典秀君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)柳村村長。
〇村長(柳村典秀君)前段の部分ですけれども、先ほど答弁いたしましたとおり、ピークは40ヘクタールの作付だったと、それが今は15ヘクタールに減っているということ、また高齢化に伴って、スイカ自体が重いので腰を悪くしたりとかということで敬遠されてきた経緯があります。そういった中で、最近小玉スイカという話も出てきておりまして、かなりこれの評判がいいということで、次第に作付面積もふえているというふうに聞いておりました。そういうことからすると、まず消費者のニーズに合った形のスイカということで、今後もそれが展開していければいいのかなと。そして、せっかくこれほど滝沢スイカというブランドが確立しております。これをこのまま衰退させてなくするというのは忍びない、またスイカゼリーとかスイカまんじゅうとか滝沢スイカを使った商品も開発されて、これが今まで滝沢のお土産がなかったと、こういうものができてよそに持っていけるという話も出ておりまして、そういうことからすると、ぜひこの滝沢スイカ、新スイカも含めた形ですけれども、今後村としても積極的にアピールしていかなければならないなというふうにまず考えております。
あとは、後段のスイカ宣伝隊長の件ですけれども、そもそもこの発案は滝沢さんさ踊り保存会というのがございまして、盛岡さんさに参加しておりました。ずっと私もこれに参加させてもらっていて、当初は一帯の前のほうにチャグチャグ馬コの形をしたものを引っ張っておりました。ところが、これが壊れたということで、最近それをなくして垂れ幕を、横断幕といいますか、そういうものとかちょうちんとかでやっていたというのがありました。総会の際に若い保存会の人たちと話をしているときに、何か変わったことをやりたいなという話の中で、村長、リヤカー引っ張ったらどうだと、そこにスイカ積んだら宣伝になるぞという話がありまして、それはおもしろいなということで、試しにうけるかうけないかリハーサルをしてみようということでのチャグチャグ馬コまつりに前段として出させていただいたと。評判がいいか悪いか、ちょっと私もわからなかったのですが、たまたま盛岡タイムスの社長がその光景を見て記事に書いたと。その記事を見た盛岡市場の場長が競りに滝沢村長来てくれないかということで、どんどん発展していきました。当初の目的は、盛岡さんさに滝沢さんさ保存会としてスイカのリヤカーを引いて出るということが途中でどんどん、どんどん膨らんでいって、最後はそこで完結したわけですけれども、そういうことでことしはスイカ宣伝隊ということをやりました。ただ、初代隊長としてこれをずっと続けるかというのはいろいろ賛否両論ありまして、相当慎重にやらないとならないなと。いつまでもこれをやっていたら村長としての品格が疑われるという部分も出てきまして、というのは結構いいという意見と品格を落としているという意見とさまざまあります。これらの意見をやっぱり調和させながらやっていかなければならないだろうなというふうに思っておりまして、宣伝隊長、来年どうするのだと今聞かれても、ちょっと検討させてほしいということでお願いします。
〇4番(日向清一君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)4番日向清一君。
〇4番(日向清一君)非常にその宣伝隊は効果があり、好評だったというふうな答弁を村長からいただいたわけですが、いずれにしましてもそのスイカの面積をいかに維持していくかということが今後の課題と思っております。ピークの40町歩だった55年には及ばなくても、現在の15町歩が減ることなく、あるいはもっと面積が増大するように期待をするわけでございます。そういうためには、やはりいろんな手段を講じなければならないと。ただいま村長からも答弁いただきましたが、現在のスイカから小玉スイカへの転換というふうな作付転換、あるいは作付誘導という部分も考えられるというお話をいただいたわけですが、いずれ小玉スイカは相当今の普通のスイカよりも早い時期に出るというふうないい点もありますし、ただ皮が薄いために扱いにくいというふうな部分もございます。ですが、やはり買った消費者からは持ち運びやすいというふうないい点もありますので、今後そういう部分の普及もぜひしていかなければならないなというふうに思っております。
いずれにしても、すべての作物に言えることでありますけれども、生産活動は種をまくことから始まるのかなと。植えつけなければだめだと。種をまいて、それが生育して定植することから始まるというふうな中で、この厳しい状況の財政の中ではわかりますが、現在の面積の確保、あるいは主産地として、この滝沢村の特産であるスイカをぜひ今後とも面積拡大をしていただきたいというふうな努力をお願いしたいなというふうに思います。
日中と夜の寒暖の差があってこそおいしいスイカができるということでございまして、この滝沢はそのスイカの適地だということであるわけでございます。10アール当たり250本から300本の苗を定植するのだそうですが、それに対しての苗助成とか、そういうふうなことでぜひその生産を拡大していただきたいものだなと、いかなければならないものだなというふうに思います。自分なりに勝手に考えたのですけれども、仮称スイカ主産地形成維持活性化助成事業などと銘打って何とかこの支援策を講じていただきたいなと。これは仮称でございますけれども、そういうふうなことで村としてやっぱり頑張るということであれば生産者も頑張る、そして高齢化であるわけですが、今度は小玉に移るのだというふうなことで、ぜひ頑張っていただきたいなというふうに思います。そういう施策をぜひ講じていただきたいなというふうに思いますが、そういう考えがあるのかどうかお伺いいたします。
〇村長(柳村典秀君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)柳村村長。
〇村長(柳村典秀君)今回のスイカの宣伝に関して、スイカをつくっている生産者のほうからお礼と、それとスイカだけではなく宣伝しなければならないのではないかという話もスイカをつくっている生産者から言われています。私は、今回のことはスイカのみならず、滝沢は農産物の生産地で立派なものがいっぱいありますよという思いを込めて、その代表としてスイカということに取り組みました。そういうことからすると、スイカだけではなくて、先ほど例えば重点品目として挙げている大根、キャベツ、ホウレンソウというのもあるわけで、それら一体を見ながら滝沢としての野菜、あるいは農作物というのを今後やっていかなければならない。ただ、せっかくここまでブランド化したスイカ、これはなくすわけにはいかない、その気持ちは私としても大いに持っていましたので、今続けてつくっていただいている農家にもやめることなく、また新たな人たちも加わって少しでもふえていただければというふうに考えておりましたので、よろしくお願いします。
〇4番(日向清一君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)4番日向清一君。
〇4番(日向清一君)安心して食べられる農作物を安心して生産に打ち込める環境という部分をぜひつくり続けて、ぜひ支援策を講じていただきたいものだなというふうに思います。
残り5分になりましたので、農作業労賃につきまして答弁をいただいたところでございますが、まさに答弁のとおりでございます。農作業労賃については、頼む人、頼まれる人、お互い理解し合いまして、地域ぐるみで標準額を守りましょうというふうなことが実はこの標準表に書かれております。標準額にない部分については、当事者間の話し合いでという部分もございますし、今の答弁でもそういう話ありましたけれども、原油高の影響で相当農機具に使用する燃料に影響が出てきているということはご案内のとおりであります。この出来秋に受委託が、あるいは委託、受託がうまくいくのか心配しているところでございますので、ぜひ検討する必要があるのではないかというふうに思います。検討する見直しの予定はないというお話でございましたけれども、トラック業界、あるいは航空業界では標準額はあくまでも標準額ですよと、ただその時代の流れ、あるいはその年の流れというのですか、そういう流れでサーチャージ制というものを設けていますよね。これは、あくまでも時代の流れでまた標準額に戻るのかもしれませんけれども、そういうふうな農作業労賃のサーチャージ制というのもいかがですか、そういう考えがおありかどうか、あるいは早急にそういう部分も含めてそのサーチャージ制についても検討するお考えがあるのかどうかお伺いいたします。
最後の質問にいたします。
〇農業委員会事務局長(吉清水繁見君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)吉清水農業委員会事務局長。
〇農業委員会事務局長(吉清水繁見君)今回運送業者、これらについてはサーチャージャー制度を導入しているという経緯がございます。ただ、岩手県農業会議の設定の方向というものが減価償却を含めて料金を設定しているということから、滝沢だけがサーチャージャー制度を導入するというわけにはいかないと。管内の市町村と一緒になってやるということになれば、そのようになるかも、できるかもしれませんが、岩手県農業会議の指針ではそのように示してはいないというところでございますので、今後このサーチャージャー制度について少し研究、勉強させていただきたいというふうに思います。
〇議長(角掛邦彦君)これをもって4番日向清一君の一般質問を終結いたします。
11時15分まで休憩いたします。
休憩(午前10時59分)

再開(午前11時15分)
〇議長(角掛邦彦君)休憩前に引き続き会議を再開いたします。
次に、9番高橋盛佳君の発言を許可いたします。ご登壇願います。
〇9番(高橋盛佳君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)9番高橋盛佳君。
〇9番(高橋盛佳君)議席番号9番、新志会所属の高橋盛佳でございます。通告しておりましたとおり、大きく2つについてそれぞれお尋ねしますので、よろしくお願いいたします。
最初に取り上げますのは、先月の北京オリンピック女子サッカーなでしこジャパンと本村出身の岩清水梓選手に対する村挙げての応援についてであります。8月8日、史上最多の204の国と地域から約1万6,000人の選手、役員が参加して開会された第29回北京オリンピックは、17日間の熱闘と数々の感動深いドラマを残し、24日に幕を閉じました。今回日本のメダル獲得数は、金9つ、銀6個、銅10個の計25個にとどまったものの、多くの競技においてメダルにはもう一歩と迫るすばらしい健闘が見られ、国民に大いなる元気と感動を与えてくれました。中でも我が村が挙げて応援した本村出身の岩清水梓選手が出場した女子サッカーなでしこジャパンは、残念ながらメダル獲得にはなりませんでしたが、しかし堂々と史上初の第4位というすばらしい成績をおさめ、私たち村民はもとより国民に感動を与えるとともに、最後まであきらめずに戦うことの大切さを教えてくれました。
さて、本村ではオリンピックに先立ち、7月15日の第10回臨時議会において、村を挙げて応援するため500万円の補正予算を全会一致で議決いたしました。これほどの応援態勢は、全国的に見て恐らく希有ではなかったでしょうか。予選リーグの初日となった6日には、総合体育館に1,000名を超す子供から大人までの村民が集まり、応援団長を務められた村長のリードで日本チャチャチャ、梓チャチャチャと声をからして応援しました。その後は、開始時間が遅かったこともあって参加者は相当に減りましたが、それでも毎回熱心に応援しました。このように村長が先頭に立って村民が一体になって応援するといった経験は初めてであります。そうした意味において、今回の応援は滝沢村民の団結心や連帯感を築くことができた非常に貴重な体験だったと思いますし、テレビや新聞を通じて応援風景が毎回報道されたので、村外からは滝沢村はまとまっていてすごいといった評判を随分と耳にし、誇らしい気分も味わったものでした。とはいえ今回の応援に500万円もの補正予算を組んだだけの意義がどれだけあったのか、企画提案した当局はもとより、これを全会一致で承認した私たち議会側としてもオリンピックが終わった今、村民に対してきちっとした総括を示す必要があると思います。
そこで、村長にお聞きしますが、今回の応援は参加状況、村内外の反響、村としての成果や付加価値の創造といった面から見てどんな意義や成果があったのか、あるいはまた今後のスポーツ振興とのかかわりや課題などとの反省も踏まえ、どんな総括をしておられるか伺いたいと思います。
次に、学校教育をめぐる諸課題並びに地域との連携について伺いたいと思います。最初に、不登校の問題を取り上げたいと思います。昨日の佐藤澄子議員の答弁にも幾つかありましたけれども、重複するのはご勘弁いただきながら申し上げたいと思います。去る8月7日、文部科学省は昨年度の学校基本調査速報として2007年度の不登校の実態を発表しました。これによれば、昨年度1年間に30日以上欠席した不登校の中学生の割合は2.9%で、過去最高を2年連続で更新し、ついに34人に1人が不登校という実態が報告されています。岩手県教育委員会によれば、不登校の市町村立の小中学生は前年度より3人減少し、1,193人であったと報告されています。この内訳を見ると、小学生は前年度比11人増加の169人、中学生は前年度比14人減の1,024人ですが、割合は2.51と前年度から0.02ポイント上昇し、過去最高となったようであります。学年別では、小中学校とも学年の進行とともに増加していますし、特に小学校から中学校に入学した中学1年ギャップと言われる中学1年で大幅に増加するという傾向を示しています。
さらに、次には新聞報道によればお隣の雫石町では、町立中学校の2年生で、1学期から生徒と担任等の教職員との信頼関係が崩れ、一部生徒たちを主とした正常な授業ができない状態が続き、この9月から5名もの学校支援員をお願いするという深刻な問題が生じているようですが、本村ではそうした問題は全くないのか心配です。さらには、全国の学校で起こっている深刻ないじめ問題は本村においてはどうなっているのか、不登校問題とあわせて伺いたいと思います。
次に、新学習指導要領による、いわゆる生きる力と言われる基礎、基本を身につけ、いかに社会が変化しようとみずから課題を見つけ、みずから学び、みずから考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力の育成を学校教育の基本に求めているわけでありますが、そうした観点から滝沢の子供たちを見た場合、滝沢の子供たちの能力、資質においてすぐれた点はどういうものがあるのか、あるいは逆に課題とされるものはどんなものなのか伺います。
3つ目として、教科以外の部活動、課外活動についての現状はどうなっているのでしょうか。現場からの課題等の指摘があればお伺いしたいと思います。
最後に、学校評議員について伺いたいと思います。学校評議員制度は、平成10年9月の中央教育審議会の答申、今後の地方教育行政のあり方についてを踏まえて、学校や地域の実情に応じて学校運営に関し、保護者や地域住民等の意向を把握し反映すること、保護者や地域住民等の協力を得ること、学校運営の状況を周知することなど、学校としての説明責任を果たしていくことができるようにするものであることと。これにより、校長が学校運営に当たって学校の教育目標、計画や地域との連携の進め方などに関し保護者や地域住民の意見を聞くとともに、その理解や協力を得て特色ある教育活動を主体的かつ積極的に展開していくことが期待されるとして、平成12年1月21日の学校教育法施行規則の改正により制度化され、同年4月1日から施行されたものであります。既に施行から8年たち、相当に地域に定着しつつあるかと思われますが、実際本村における学校評議員の果たしている役割と成果はどのようなものかお伺いして前段の質問を終わります。よろしくお願いします。
〇村長(柳村典秀君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)柳村村長。
〇村長(柳村典秀君)高橋盛佳議員のご質問にお答えいたします。
私からは、北京オリンピック女子サッカーの岩清水梓選手応援についてのお尋ねにお答えいたします。今回の応援会につきましては、滝沢村、財団法人滝沢村体育協会、滝沢村商工会、滝沢村自治会連合会の4者で構成、組織されました北京五輪女子サッカー日本代表岩清水選手応援実行委員会が主催する事業として取り組んだものであります。
まず、応援会への参加状況についてでありますが、8月6日予選リーグ初戦の対ニュージーランド戦につきましては、新聞折り込み、チラシ等による村民への周知を図った結果、約1,000人の応援参加をいただいたところであります。8月9日の対アメリカ戦につきましては、夏祭りなどの自治会行事と重なったこともあり、約500人の参加による応援会となったものであります。8月12日の対ノルウェー戦につきましては、NHKの事前情報では生中継の予定がなかったことから応援会は開催しなかったところでありますが、日本代表が5対1でノルウェーに勝利した結果、予選リーグG組第3位でなでしこジャパンが決勝トーナメントへ進出を果たしたところであります。その後に行いました決勝トーナメントの応援会開催についての村民への周知についてでありますが、予選リーグでの成績によって試合時間が異なり、チラシ等の印刷配付が時間的にできなかったことから、広報無線放送のみとなってしまい、十分に周知することができなかったと思っております。8月15日の決勝トーナメント準々決勝、対中国戦の応援会についてでありますが、放送開始の時間が午後10時と夜遅い時間帯であったこともあり、約250人の参加にとどまったものであります。同様に放送時間帯が遅かった8月18日の準決勝、対アメリカ戦についても約200人の参加者でありました。最終戦で銅メダルがかかった8月21日の3位決定戦、対ドイツ戦の応援会についてでありますが、参加者は約250名でありました。その中にあって、岩清水梓選手の祖父母がお住まいの地元自治会の皆さんは毎回のように多数参加され、会場内の応援を大変盛り上げていただきまして、参加者全員が一丸となった力強い応援につながったものと思っております。延べ5回にわたった応援会の総参加者数といたしましては、約2,200人に達したところであります。
お盆中の何かとお忙しい中、また夜の遅い時間に集まって熱心に応援していただきました皆様には、衷心より感謝を申し上げる次第であります。小中学生から高齢者の方までが一堂に会して応援でき、北京オリンピックを身近に感じるとともに、多くの皆様にスポーツに対する関心を高めることができたと思っております。また、応援に参加した子供たちにとっても本村出身のオリンピック選手を身近に感じる機会となり、将来の目標の一つになったのではないかと考えております。
次に、村内外の反響についてでありますが、応援初日の朝にNHK総合テレビで全国放送された「おはよう日本」の番組中で、なでしこジャパンの応援に村を挙げて取り組む岩手県滝沢村として生中継で放送されたことを皮切りに毎回のように報道関係者の取材があり、テレビ放送や新聞報道がなされたところであります。このことは、村民が一丸となった岩清水梓選手の応援にとどまらず、出身地滝沢村としてのPRにもつながったのではないかと考えております。
次に、実行委員会としての今後の事業計画についてでありますが、今回の応援会に加えまして岩清水梓選手に来村していただき、報告会を開催したいと考えております。岩清水梓選手のご都合等も踏まえながら具体的に計画を進めることにより、実行委員会設立の目的であります本村出身の岩清水梓選手を村民が一丸となって応援するための事業を行うことにより、村民の生涯を通じたスポーツレクリエーション活動の振興に資することの実現につなげたいと考えております。北京オリンピックが終わった今、願わくは今回の応援会を契機に、参加したスポーツ少年団を含む村内の子供たちの中から岩清水梓選手に続く将来のオリンピック選手が生まれることを期待しているものであります。
〇教育長(盛川通正君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)盛川教育長。
〇教育長(盛川通正君)私からは、学校教育をめぐる諸課題並びに地域の連携についてのご質問にお答えします。
初めに、小中学校における不登校の実態と指導及び不登校以外に問題となっているようなことについてでありますが、不登校につきましては学校基本調査に基づき、児童生徒がいじめ、友人関係、先生との関係、学業不振、クラブ、部活動への不適応、親子関係、家庭内不安などをきっかけとして年間30日以上欠席した場合、不登校として取り扱っております。不登校の児童生徒数は、平成17年度51人、平成18年度54人、平成19年度66人と増加傾向にあります。このうち、指導の結果登校できるようになった児童生徒数は平成17年、18年度ともに19人、平成19年度25人となっております。学校等の取り組みにより、指導の結果登校できるようになった児童生徒数が増加してきているものの、不登校の児童生徒数は年々増加しているという状況にあり、本年度も7月末現在で30日以上欠席している児童生徒数は42名となっており、依然として増加に歯どめがかかっていないのが現状であります。
また、不登校以外に問題となっていることについてでありますが、本年度8月末現在の問題行動として、小学校では窃盗、万引き、暴力行為、家出など5件が、中学校では無断欠席、徘回、窃盗、万引き、飲酒、喫煙、恐喝など14件がそれぞれ発生しております。いずれの事案も既に指導済みであり、現在は解決しております。
また、交通事故の発生状況につきましては、本年度8月末現在で小学校6件、中学校8件が発生しております。このうち自転車による事故が7件、横断歩道上での事故が2件、横断歩道がない道路を横断中の事故が2件、道路への飛び出しによる事故が3件となっており、昨年度の同じ時期との比較では倍増していることから、交通事故防止の取り組みを強化、継続しておるところでございます。
そのほか、小学校6年生の1つの学級で授業成立に困難を来している状況があり、複数の教師で対応するなど指導を強化している事案があります。中学校においては、特定の学年でやや落ちつきに欠ける状況があり、学校体制で指導を強化している状況にある学校があります。いずれも解決に至ってはおらず、現在も留意して指導しているところであります。
次に、新学習指導要領で求めている、いわゆる生きる力の育成という観点から見て、滝沢の子供たちの能力、資質においてすぐれている点、あるいは課題とされているものは何かというご質問についてでありますが、新学習指導要領で求めている、いわゆる生きる力は、1つには基礎、基本を確実に身につけ、いかに社会が変化しようとみずから課題を見つけ、みずから学び、みずから考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力、2つ目にはみずからを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心などの豊かな人間性、3つ目にはたくましく生きるための健康や体力などと定義しており、学校教育はもちろんのこと、家庭や地域社会ではぐくまれなければならない人間の総合力ととらえることができます。このことから、滝沢の子供たちの能力、資質においてすぐれている点、あるいは課題とされているものについてすべてを網羅することはできませんが、学校教育や教育委員会で推進している施策の観点から幾つかにつきまして述べさせていただきます。
初めに、豊かな心の育成にかかわり、滝沢の子供たちの能力、資質においてすぐれている点、あるいは課題とされているものについてでありますが、平成19年度は、本村の児童生徒は全国、県レベルでの文化、スポーツ活動において大活躍をするなど、豊かな心を持ってたくましく生きていることを示してくれました。また、全国学力・学習状況調査の意識調査の結果によりますと、早寝、早起き、朝食摂取、身の回りのことは自分でするなど、基本的な生活習慣にかかわる事項については小中学校ともに良好となっております。しかし、物事を最後までやり遂げる、困っている人を進んで助ける、近所の人にあいさつをする、人の気持ちがわかる人になりたい、いじめはいけない、人の役に立つ人になりたいなど、人間としての心のありようについては全体的に課題があることが明らかになっております。このような課題は、児童生徒が自分に自信を持てず、将来や人間関係に不安を感じていることに起因しているものと推察され、小学校段階から他者や社会とかかわりを持つ体験を積み重ねることが必要と考えております。
2つ目に、学力向上対策の推進にかかわり、全国学力・学習状況調査と岩手県学習定着度状況調査における実施年度の県平均を基準として実施学年、教科ごとの児童生徒の学力についての現状を分析した結果についてでありますが、国語については漢字力アップ事業等と関連する言語事項などにおいて取り組みの成果を確認することができました。しかし、算数、数学及び英語については、等質集団の比較では前年度を上回るなど児童生徒の学習の成果があらわれておりますが、全体として依然、県、全国の平均を下回っている状況にあります。このような課題は、児童生徒の学習習慣の不足や算数、数学及び英語における教員の授業力に原因があるものと推察され、児童生徒の学習習慣の確立や算数、数学及び英語に係る教員の授業力向上を図る必要があると考えております。
次に、小中学校における課外活動の現状はどうなっているのか、またどのような課題があるかというご質問についてでありますが、小学校における課外活動の現状としては、児童会や各種委員会の活動、運動会や学習発表会を初めとする学校行事などの準備、陸上大会などの各種大会に向けた練習、放課後マイスタディ支援事業に係る自主的な学習など多様な活動を行っており、教育課程内で行っている活動や学習の補いなど、児童の成長にとって欠かせない大きな刺激を与えているものと考えております。
また、中学校における課外活動の現状としては、すべての生徒が加入してほぼ毎日活動している文化的、体育的な部活動を中心にしながら、時期によっては体育祭や文化祭を初めとする学校行事などの取り組み、地区陸上大会や駅伝大会などの各種大会に向けた練習、曜日によっては生徒会や各種委員会の活動など多様な活動を展開しております。また、中学校3年生は夏休み以降、放課後マイスタディ支援事業に係る自主的な学習などに参加し、みずからの目標を達成するための活動にも力を入れております。
課外活動の課題として、特に中学校にあっては部活動、生徒会や委員会活動、教育相談や生徒指導、個別の学習指導や進路指導など多様な活動が同じ時間帯に行われ、1人の教員が複数の役割を持ちながら対応しているという現状にあるということが挙げられております。このことは、児童生徒の健全育成や安全確保の観点から考えますと心配される側面を有しております。現在7割近くの部活動においては、既に地域の方々から専門的な指導をいただきながら効果を上げたり、例えば一本木中学校にあっては地域の指導者の指導を受けながら一本木さんさ太鼓の取り組みも行ったりしております。そこで、生徒による多様な活動が行われている平日の放課後に生徒の活動を見守っていただけるような地域の学校支援体制が整うことにより、なお一層学校の教育効果が上がるものと考えております。
次に、学校評議員についてでありますが、ご承知のとおり、学校評議員制度は平成12年1月の学校教育法施行規則の改正に伴いまして導入されるようになり、学校には設置者の定めるところにより学校評議員を置くことができること、学校評議員は校長の求めに応じ、学校運営に関し意見を述べることができること、学校評議員は当該学校の職員以外の者で教育に関する理解及び識見を有する者のうちから校長の推薦により当該学校の設置者が委嘱することが定められました。これを受けまして、本村では平成12年12月に滝沢村立小中学校管理運営規則を改正し、平成13年度から学校評議員制度を導入し、現在に至っておるところでございます。
学校評議員制度の導入の趣旨は、平成10年9月21日の中央教育審議会答申の今後の地方教育行政のあり方についての中で述べられておりますが、学校、家庭、地域が連携協力しながら一体となって子供の健やかな成長を担っていくため、地域に開かれた学校づくりをより一層推進する観点から設置するものであること、これにより学校や地域の実情に応じて学校運営に関し保護者や地域住民の意向を把握、反映しながらその協力を得るとともに、学校としての説明責任を果たしていくことができるようにすることとされております。
現在、本村では小中併設校や小規模校に3ないし4人、その他の学校には5人の学校評議員が設置されておりますが、年間3回ほど学校評議員会を開催し、学校経営や教育活動方針、児童生徒の生活状況や学習状況、安全対策等について提言や評価を行うほか、授業参観やさまざまな学校行事の際に出席をいただきながらご意見等をいただいております。成果につきましては、学校経営を学校外の視点から改めて見直すことができたこと、教職員に開かれた学校を強く意識させることができたこと、保護者や地域の方々の要望や期待が以前よりも明確にとらえられるようになったこと、地域の人材活用が進み、体験学習の機会もふえたこと等が挙げられております。
〇9番(高橋盛佳君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)9番高橋盛佳君。
〇9番(高橋盛佳君)それでは、先ほどのご答弁に対しまして、幾つかそれぞれご質問させていただきます。
最初に、なでしこジャパンと岩清水梓選手の応援に関することでありますが、最初の6日は約1,000人ということで、大変数が集まってよかったのですが、後のほうはやむを得なかったとしまして、1つは先ほど言いました応援団の組織ですけれども、岩清水選手の出場が正式に決まったのが遅かったということもあったのでございましょうけれども、この4つの団体との間で十分な連携といいますか、動きはうまくいったのだろうかなという若干疑問を持つわけであります。それは、村長の応援団長ぶりは大変よかったのでありますが、何かそのスタッフの動きが必ずしも十分に我々には伝わってこなかったように思います。むしろ意気に感じて臨時的に応援を買って出た方や子供たちといったふうなことで盛り上がったと思いますが、そういうのを見ますと必ずしも4つの団体が心を一つにして十分にできなかったのではないかなという思いを持ったのでありますが、その点はいかがだったのでしょうか。
〇教育部長兼住民協働部長(伊藤隆雄君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)伊藤教育部長兼住民協働部長。
〇教育部長兼住民協働部長(伊藤隆雄君)実行委員会を組織したわけですが、議員さんのご指摘のとおり決まってから実施するまで時間的に短かったということもあって、十分に周知できなかった面もあったのかなというふうなことについては反省をいたしております。実は、応援会前までに事務局会議を3回開催いたしまして、応援等のやり方等々についてはその中でいろいろ進め、そして初戦が終わった後にもこれからのことについてということで事務局会議を開催しながら、対応についてはその中で協議して進めていったということでございます。ただ、いかんせん時間がないために、ある程度こちらの事務局なりの意向を十分に伝えることが委員の皆さんなり事務局の構成メンバーに十分に伝えることができなかった面も若干はあったのかなというふうな部分でも反省をしているところでございます。
〇9番(高橋盛佳君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)9番高橋盛佳君。
〇9番(高橋盛佳君)そうそうあることではありませんので、やむを得ない部分もあるかと思いますが、今後も考えられますので、これは後でまた関連してお話ししたいと思います。
ところで、Tシャツを1,000枚ですか、1,500でしたか、つくられて無料で配られたわけですけれども、それは大変それなりにサービスは結構だったと思いますけれども、その際に正直言って私はただではどうなのかなという思いは実はしました。やはり応援するということと、Tシャツというものについては幾らかでも寄附をいただきながら交換というふうなほうが財政的によろしいのではないかと思いましたけれども、プレゼントということでありましたので、何か悪い見方をすれば最初の日はみんなもらいに行って、次からはもらってしまったら来なくなったという印象も実は否めない部分もあるわけでありますが、しかしその際に会場に来られた方に寄附を求めまして、この寄附のほうはどのくらい集まったのでございましょうか。
〇教育部長兼住民協働部長(伊藤隆雄君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)伊藤教育部長兼住民協働部長。
〇教育部長兼住民協働部長(伊藤隆雄君)Tシャツ1,500枚つくったわけでございます。これについて、有料にするか、無料にするか、いろいろ事務局内部と申しますか、構成団体の中でもいろいろ協議し、いろんなさまざまな意見が出されたところでございました。ただ、つくってもお金出して、では皆さん、全員が着ていただけるかというふうな場面等々のいろいろ心配もございました。Tシャツつくった意味は、一体となって、みんなで一緒になって一体となって応援したいということでTシャツをつくったわけでございます。それが、では着る人、着ない人というふうなことでは一体感が出ないのではないかというふうなこともありました。そういうことも含めて、ではそういう無償でもいいから寄附を募ろうというふうな形にいたしたわけでございますが、ただその寄附についても事前にお話ししていませんし、ただその会場の中に設置したというふうなことがありまして、特にもご近所の皆さんは財布持ってきているわけでもなかったわけですので、なかなか思うようにというふうなことだったと思っていますが、期間中に集まった金額は2万9,604円ということございます。これにつきましては、今後実行委員会の中で、これをどのような形にするかということは実行委員会で今後協議していきたいというふうに思っておりました。
〇9番(高橋盛佳君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)9番高橋盛佳君。
〇9番(高橋盛佳君)そういう中でなものですから、うまく全部いかなかったのはやむを得なかったと思います。今後の反省に生かしていただきたいなというふうに思いますが、さて応援してきた我々としては非常に熱くなってやったわけで、よかったなと思っているわけでありますけれども、しかし必ずしもこの今回の取り組みについて、これだけのお金をかけてやったものに対して必ずしもよしとする意見ばかりではないだろうと思いますが、そういったいわば批判的なといいますか、何かそういう別な声は村のほうには届いていないのでしょうか、あればご紹介いただきたいと思います。
〇教育部長兼住民協働部長(伊藤隆雄君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)伊藤教育部長兼住民協働部長。
〇教育部長兼住民協働部長(伊藤隆雄君)正式には、メールという形で1件、応援の仕方についてということで私どものほうに来ております。それ以外にもいろんな予算的な面、費用の面、やはりそういうことについてはいろいろとご意見を伺った経緯もございます。
〇9番(高橋盛佳君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)9番高橋盛佳君。
〇9番(高橋盛佳君)いずれ何やっても必ず全員が賛成するわけではなく、批判もあることだと思いますけれども、いわばプラスの方向にこれをいかに転じていくかということだと思います。
そこで、どうなのでございましょうか、500万円を全部使っていないでしょうけれども、この予算をしてどれだけの効果がといいますか、金額にしたらどうなのだろうと。全国にも宣伝をしたわけでありますが、ある方に言わせれば何億という利益があったと、こういう評価をする方もいます。滝沢村として、今回の応援を通じて大きな成果といいますか、効果といいますか、金額には換算できないかもしれませんけれども、先ほど村長からも幾らかありましたけれども、胸を張ってこうだったと言えるものがあればひとつお答えいただきたいのですが。
〇教育部長兼住民協働部長(伊藤隆雄君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)伊藤教育部長兼住民協働部長。
〇教育部長兼住民協働部長(伊藤隆雄君)まず1つは、やはり先ほどの答弁にありましたとおり子供たちから高齢者の方々まで一緒になって観戦をした、やっぱりスポーツを楽しむと申しましょうか、見て楽しむ、そして一体となって応援することの喜びを感じていただいたのではないかなというふうに思っておりますし、これが今後の村のスポーツ振興につながっていくものと確信しているところでございます。
また、毎回五、六社程度のテレビカメラがあそこに、会場に入っておりました。多分スポットで映すだけでも相当なPR効果と申しますか、これを広告としてお願いすれば相当な費用がかかるわけですから、そういうことが連日のようにあったし、有線放送での放送なんかも首都圏ではやられたというふうに聞いておりますので、そういうことも含めますと、やはり相当な効果もあったのかというふうに思っておりますし、ここにも述べておりますが、やはり子供たちにとって身近なところからそういう選手が、応援している選手が育ったということ、それをやっぱり感じる、そしてそれが今後の子供たちの希望につながっていくということになれば、大変大きな大きな私は成果ではなかったかというふうに思っております。
〇9番(高橋盛佳君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)9番高橋盛佳君。
〇9番(高橋盛佳君)この問題、最後にしたいと思いますが、昨年夏のスイカ祭りのときに初めてなでしこジャパンに村から11個のスイカを送るということを通じて、あそこから応援が始まったと思うのです。そんなようなことで、ちょうど1年たって北京のオリンピックまで応援が進んできたと、こういうことでありますが、今回はオリンピック期間中ということもありましたので、スイカというわけにいかなかったようでありますけれども、今後岩清水選手が大変若いし、すぐれた選手でありますので、今後ワールドカップ、あるいはロンドンのオリンピックと活躍していく機会がふえていくと思うのでありますが、こういうものについての村としてのこれからの応援、あるいはなでしこジャパンへの応援はどうなのでしょうか。また、来年もスイカ送りましょうか、その辺も含めて、先ほど滝沢村というのはいろんな形で村の外へ発信されたということとあわせて、また先ほど質問にもあります名産のスイカというふうなこともあるいはあるかもしれません。そんな今後への考えがあればお聞かせいただきたいと思います。
〇村長(柳村典秀君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)柳村村長。
〇村長(柳村典秀君)まさしく今言われたとおり、スイカの宣伝も兼ねた形で昨年はなでしこジャパンにスイカを送りました。梓選手と私、直接電話で話したときにも、合宿中であればいただいても自分たちのほうで何とかできるというふうな話があったのですが、滝沢スイカのできがそのときにまだでき上がっていなかったということがあって、そして実際には送れなかったということでありました。このスイカについては、宣伝も兼ねながら、ぜひなでしこジャパンに対して今後も送って、できれば梓選手だけではなくて、なでしこジャパンのメンバーとの交流などもできればいいのかなというふうに思っていました。また、最近の情報ですと日テレ・ベレーザだけではなくて、滝沢南中学校を卒業した選手が活躍しているという話も伺って、まだその選手も19歳ぐらいですので、将来のオリンピックの候補選手として今後期待できるのではないかなというふうに思っています。そういったことからも、今後なでしこジャパンに対してはスイカを送っていきたいなというふうに思っていました。
〇9番(高橋盛佳君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)9番高橋盛佳君。
〇9番(高橋盛佳君)ぜひ今後そういう形で、村がなでしこジャパンとの接点を持ちながらスポーツ振興に努められるようにご期待申し上げたいと思います。
それでは次に、学校教育をめぐる問題につきまして幾つかお伺いします。最初に、不登校でありますけれども、なかなか数が減らないという本村の実態が報告されました。どこに原因があるかということは、わかれば簡単なのでしょうけれども、わからないから悩んでいるのだと思いますが、しかし県のまとめたものなどを見ますと、小学校、中学校ではその他本人にかかわる問題というのは率が高いとか、友人関係だとかというふうな原因は言われておりますけれども、しかし個人の問題というよりは社会的問題なわけですので、そういったことを見たときに現代社会のどんなところに問題があるのかなということ、教育長、いかがでしょうか。
〇教育長(盛川通正君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)盛川教育長。
〇教育長(盛川通正君)今の議員のご質問なわけでございますけれども、やはり社会全体の縮図が結果的には学校の児童生徒にも映っているというふうに私はとらえております。したがいまして、できることは何かと、今できることは、学校教育の中で。それを考えたときには、やはり人とのつながりを大事にする、そのことを学校の先生、あるいはそれに携わっている方々の接点を切らしていかないというか、そういうことが今大事ではないかなと、そのように考えております。
〇9番(高橋盛佳君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)9番高橋盛佳君。
〇9番(高橋盛佳君)確かにいろんな分析を見ましても人間関係がうまくいかない、協調できないとか、ちょっとしたことで傷つくとかいろんな問題があるようであります。それだけにデリケートで難しい問題だなというふうに思います。これは、いじめとも実際には関連しているところがあると思いますけれども、もう一つ資料等を見ますと、特に日本学校保健会の調査というのによれば、学校には行っているけれども、教室に入れないとか、保健室等に行っているとか、こういう子供たち、いわゆる不登校予備群とか瀬戸際の予備群とかいろんな名前があるようでありますけれども、そういう子供たちが、ちょっとデータ古いのですが、2年前のデータでは1,000人当たりで6.6というふうな数が出されておりますが、本村においてはそういう心配な予備群というのがどの程度いるのかどうか、よろしくお願いします。
〇教育部長兼住民協働部長(伊藤隆雄君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)伊藤教育部長兼住民協働部長。
〇教育部長兼住民協働部長(伊藤隆雄君)別室登校、教室に入れない子供ということでございますが、平成17年度が24名、18年度が26名、それから19年度は小学校で7名、それから中学校で14名、合計21名でした。17、18は小学生は少なかったのですが、19年度、実はある小学校で別室登校用といいますか、子供たちの別室登校用の部屋をといいますか、スペースを設けた関係で、ここに6人ほど入ったということで19年度は多くなったということでございます。
〇9番(高橋盛佳君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)9番高橋盛佳君。
〇9番(高橋盛佳君)それから、もう一つ、一番心配なのは学年進行でふえているということなのです。小学校は、まだ全体でもそれほど多くないですけれども、いわゆる中学校に入った途端にどっと出てくると。そして、下がらずに2年、3年になると、1年生のときの倍以上の数に3年生にはなっているというのがどうも岩手県も全国もそういう傾向なのです。この辺のところには、何かやっぱり今日の学校教育の中の大きな反省点というか、振り返ってみなければならない問題点があるのではないかなとやっぱり数字的に思うのであります。その中1ギャップと言われるものと、それから中学校において特に2年、3年に上がるに従って数がふえるというのはどういうところに大きな原因があると教育委員会は見ておりますでしょうか、よろしくお願いします。
〇教育長(盛川通正君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)盛川教育長。
〇教育長(盛川通正君)突然中学校1年生でこういう状況が生ずるというようには私は考えておらないわけです。それはなぜかといいますと、幼児期、あるいは小学校段階それぞれの発育の中で、あるいは環境、その子供を取り巻く環境の中で知らず知らずのうちに積み重なっていった何かしらのそういう要因が突然、例えば中学校1年生ですので思春期と、そういう発達課題に即したものとのかかわりの中でこういう症状が起きてきているのではないかなと、そのようにも考えております。
〇9番(高橋盛佳君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)9番高橋盛佳君。
〇9番(高橋盛佳君)このことでいろいろと、私も教員やっていましたので、高等学校ですが、大変あるわけですけれども、中学校から今度高校へ入ってまたそういうものが出てくるということで、高等学校の場合には退学という形でそれがあらわれてくるわけです、かなりの部分が。数から見ると、岩手県内の不登校の数と退学する数はほとんど同じです。したがって、高等学校も1,000名を超す子供たちが不登校、あるいは退学の傾向を持っていると。退学にはいろんな要因があるのですけれども、そういうことの中でいろんなことを考えたときに、子供が育っていく中で一番教育の原点は何だろうなといつも思って、恐らく教育委員会の皆さんもそう思っていると思いますが、過日、これは7日の岩手日報の紹介ですけれども、この間日本のPTA全国協議会の東北大会ですか、盛岡であったようでありまして、そこで子育てについて、元盛岡市の教育長をされました佐々木初朗先生、実は私の中学の恩師でございますけれども、お話があったようでございまして、いつも先生から私もお聞きしていましたが、新聞を見ますと子育てに必要なものは何かということで、第1が健康、第2はしつけ、第3に勉強というふうに言っているのです。これは、長い教育実践をされてこられて、当時の文部省の委員にもなられた先生のお話でございますけれども、さて学校現場、どういうふうになっているでしょうか。こういう観点で、第1は健康、第2はしつけ、第3は勉強だというふうな、そういう意識というものをどの程度教職員が共有してやっているものなのでしょうか、いかがでしょうか。
〇教育長(盛川通正君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)盛川教育長。
〇教育長(盛川通正君)学校の先生方は、一人一人が健やかに、そして地域、あるいは社会に出て何とか貢献できるようにしたいという、そういう願いのもとに教育に携わっているというように理解しております。ただ、それは十分果たされていないというのが現状なわけでございます。ただ、言えるのはやはり就学前の状況の中で、保護者が子供を育てる段階、あるいは小中学校の義務教育に進んだ段階、いろいろあるかと思うのですけれども、学校、義務教育の段階で考えてみますと、非常に学校、家庭、地域、こういう連携なくしてはやっぱり教育の効果は上がらないというふうに思うわけでございます。ただ、これもやはり大変難しいと。言葉では簡単なわけでございますけれども、難しい問題があると。ただ、言えるのは、大切なことはやっぱり学校と保護者がその子供にとって何が大事なのかという共有する部分を育てるために、共有する部分を持つということがやっぱり大事であろうと。一方で指導していることが一方で否定されると、これは子供にとって不幸を招くことにつながるわけです。したがいまして、学校、保護者の、あるいはPTAでもいいかと思いますけれども、教育の方針をお互い理解し合って、その子供を同じ考えで育てていくということが今大事ではないかなと、そのように考えます。
〇9番(高橋盛佳君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)9番高橋盛佳君。
〇9番(高橋盛佳君)まさにそうだと思います。ただ、もう一つ、一番根っこにあるもの、子育てする最初の就学以前という話しされました。学校教育の前の段階になると家庭とかになると思いますが、その家庭教育と言われるのですが、教育以前の問題というのが何かあるのではないかなと思います。具体的には食べ物だと思うのであります。そういうことになりますと食育ということとかかわってくるのかなと。つまり学校教育だけではなくて、そういう総合的な観点から滝沢村の子供たちが健康で本当にすくすくと育つような環境というものをもう少し深めていくような対策もあわせてやっていただきたいと申し上げるだけで、これはとどめておきたいと思います。
時間がないので先急ぎます。先ほどご回答の中で学力検査テストとその学習状況の調査の報告がありました。生活習慣のところは、比較的、基本的生活習慣はよろしいというふうな話でありましたが、問題は最後までやり遂げることとか、困っている人を進んで助けるとか、近所の人にあいさつする、人の気持ちがわかる人になりたい、いじめはいけない、人の役に立つ人になりたいといった、そういうものがちょっと課題だという話でございます。ここは、相当やっぱり我々この問題を真摯に受けとめながら考えていかなければならないのではないかな。外ばかり見ていると結構いいように見えながら、実は心の中のほうが育っていない、このことが実は学習、実際の知的な学習にもかかわっているのではないだろうかなという問題があります。特に数学が、算数が弱いというふうなことも含めて、結局はどうなのでしょうか、最後までやり遂げるということを学校ではどういうふうな形で全体的に指導されているのか、一つの例があればお話しいただきたいと思います。
〇教育長(盛川通正君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)盛川教育長。
〇教育長(盛川通正君)例えば運動を通して、あるいは合唱とか、そういうものを通してスケジュールを、計画を立てるわけでございますけれども、そういうものを全体で、やっぱりある集団で最後まで、そして達成感なり、そういうものを養っていくことがこういう最後までやり遂げたという、そういうことにつながっていくのではないかなと。
〇9番(高橋盛佳君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)9番高橋盛佳君。
〇9番(高橋盛佳君)最後に、学校評議員とのかかわりでお話をさせていただきますが、本村では学校評価というものは評価シートのようなものをつくっておられるのかどうかということが一つですが、それから先ほどの課題になっている、本村の子供たちにとって今後の課題と先ほど指摘されたようなことが学校評議員の方々からは具体的に指摘されていないのかどうか、そういう形でのつながりはどのようにあるのかをちょっとお聞きしたいと思います。
〇教育部長兼住民協働部長(伊藤隆雄君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)伊藤教育部長兼住民協働部長。
〇教育部長兼住民協働部長(伊藤隆雄君)評価の方法につきましては、学校でそれぞれつくってやっておりますし、当然評議員の方々にもそれについては説明しているというふうに理解しておりました。
〇9番(高橋盛佳君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)9番高橋盛佳君。
〇9番(高橋盛佳君)そうしますと、先ほど指摘されたような、そういうこれからの課題となるようなものについては各学校評議員の集まりを通じて地域でも共有していける、あるいはいっているというふうに理解してよろしいのでしょうか、あるいはこれからおやりになるのでありましょうか、いかがでしょうか。
〇教育部長兼住民協働部長(伊藤隆雄君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)伊藤教育部長兼住民協働部長。
〇教育部長兼住民協働部長(伊藤隆雄君)やはり学校評議員制度そのものが地域に開かれた学校というふうな趣旨でもありますし、大体多くの学校で自己評価の総括とか次年度に向けた説明とか、そういうのも一連の形としてやられておりますし、そういうことについて学校によっては学校だより等で地域の方々にお知らせしているということもございますので、100%すべてというのはなかなか、私もそこまで把握していませんが、多くの学校でやられているというふうに理解いたしておりました。
〇9番(高橋盛佳君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)9番高橋盛佳君。
〇9番(高橋盛佳君)ひとつぜひ最低限近所の人にあいさつをするとか、こういうものぐらいはしっかりと地域ぐるみで取り組んで、そういうことができる子供たち、そこから人間関係ができていくのだと思います。小さいときの人間関係ができない、言ってみれば、あるいは大人のほうが悪いのかもしれません。我々の反省も含めながら、お互いがあいさつをし合い、ぜひ人がためになろう、こういうことを進んで我々もしなければならないと思いますが、子供たちにもぜひそういうことができるような、本村の教育活動にそういう方を入れてご指導いただきたいと思います。
以上で終わります。
〇議長(角掛邦彦君)これをもって9番高橋盛佳君の一般質問を終結いたします。
13時まで休憩いたします。
休憩(午後零時14分)

再開(午後1時00分)
〇議長(角掛邦彦君)休憩前に引き続き会議を再開いたします。
次に、11番熊谷初男君の発言を許可いたします。ご登壇願います。
〇11番(熊谷初男君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)11番熊谷初男君。
〇11番(熊谷初男君)議席番号11番、しののめ会の熊谷初男でございます。通告をいたしております次世代を担う青少年の育成に関して順次質問をさせていただきたいと思います。
青少年の育成は、きのうの佐藤澄子議員、またきょうの高橋盛佳議員の質問の中で、今青少年の教育現場の現状とか生活の現状とか大変問題点がいっぱい出まして共通認識が深まったと思います。私も通告をいたしておりましたので、ダブるところはたくさんあるかもしれませんが、質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
現在我が国は、すべての物質に満ち足り、一見だれもが幸せな家庭を送っているようにも見えます。しかし、現実は危機的経済悪化の影響により、各分野ともさまざまな問題なり事件が発生しております。特にも青少年の育成にかかわる教育環境、社会環境に課題が山積し、現在も毎日のように報道される痛ましい子供たちの事件、事故、また青少年が引き起こす重大事件も大変多くなってきていると思います。最近の重大事件を見ると、加害者はだれでもよかったと理由もなしに殺傷事件を起こしていること、また親子、肉親の殺傷事件が増加している状況を見ると、日本全体に心の病が広がりつつあるのではないかと思います。いつどこでこのような事件が起こるか、子供たちがどんな事件の被害に遭う危険性があるのかを想像しただけで本当に恐ろしい気がいたします。
今の子供たちは、家庭でのしつけの度合いも低下してきているように感じますが、何一つ不自由のない生活をし、中には小中学生でも携帯電話を持ち、大人と同じ情報化の中で生活をしている状況であります。そのため会話の減少、いじめ、ネットの有害情報に接する犯罪に巻き込まれる危険性が多くなっていることから、家庭、社会教育の充実が必要であり、また日本の将来を担う子供たちが健全で幸せに育ち、多くの夢を持ち、次世代の形成を担うことのできる人材の育成が大切だと思われます。そこで、社会の一員として必要とされる人間性なり社会性を身につけるための教育の方針について最初にお伺いをしたいと思います。
次に、以前より学力低下が問題視されております。過日、4月に行われた全国学力テストの結果が発表されました。いつも点数だけの上下が問題視されていますが、むしろ本県の結果について、学年が進むにつれて学力が低下する、知識の理解度は高いが、応用力が不十分という結果が出ております。そのためにも学習は教科書だけで詰め込むものではなく、成果をいかに日常の生活に生かす教育となっているかが重要であり、大きな課題だと考えます。今子供たちが本当に学校は楽しいから行きたい、勉強が本当におもしろいからやると思えるような学校教育の環境づくりが大切だと思います。これについてのお考えをお伺いしたいと思います。
最後になりますが、子供たちの運動能力の低下についてお伺いします。現在子供たちの平均身長の伸びはすばらしいものがあります。しかし、個々の運動能力、基礎体力を見ると低下し、特に瞬発力、持久力の低下が現象化してきております。スポーツ少年団では、年2回の5種目の体力測定が義務づけられているため実施しておりますが、データを見ると間違いなく年々低下している状況であります。指導者の研修会で専門医師の講義内容には、今の社会は24時間化が進行し、子供たちも夜型人間となり、夜更かしの子供が多く、危機的状況にあると言っております。今子供たちは、大人がつくった生活環境の中で生活崩壊を招き、子供らしさが奪われ、心も体もさまざまな問題が生じてきていると考えます。子供にとって欠くことのできない食、睡眠、運動について、子供たちの目線に立ち、改めて考える時期ではないでしょうか。子供にとって早寝、早起き、朝御飯、運動が一番であると思います。
以上について、向上を目指す取り組みをお伺いし、最初の質問といたします。
〇教育長(盛川通正君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)盛川教育長。
〇教育長(盛川通正君)熊谷初男議員の次世代を担う青少年の健全な育成についてのご質問にお答えいたします。
初めに、人間性、社会性を身につけるための教育方針についてでありますが、平成19年4月に実施した全国学力・学習状況調査の意識調査では、本村の児童生徒は全体的に物事を最後までやり遂げる、困っている人を進んで助ける、近所の人にあいさつする、人の気持ちがわかる人になりたい、いじめはいけない、人の役に立つ人になりたいなど、人間としての心のありようについて、全国と比較して課題があるという結果が出ております。このような課題は、児童生徒が自分に自信が持てず、将来や人間関係に不安を感じていることに起因していると推察されることから、本村のより多くの子供たちに対し、小学校段階から他者や社会とかかわりを持つ体験を積み重ねることにより、他者や社会とともに生きる自分への自信をはぐくんでいく必要があるものと考えております。
そこで、人間性、社会性を身につけるための教育方針としては、1つには豊かな人間性をはぐくむ道徳教育の充実を掲げ、道徳教育のかなめとなる週1時間の道徳の時間の充実、生命を尊重する心、他人を思いやる心、目標に向かって粘り強くやり遂げる心など、児童生徒の生きる力の核となる豊かな人間性の育成、家庭と地域の協力と支援のもとで進める道徳教育を実現するための道徳教育地区公開講座などの実施などに取り組んでおります。
また、2つ目の方針としては、自己存在感、好ましい人間関係をはぐくむ学級、学年経営の充実を掲げ、児童生徒一人一人がかけがえのない人間として大切にされ、頼りにされていることを実感できるようにするための学級、学年経営の充実、小学校段階から発達段階に応じて勤労観、職業観を培う教育を展開できるようにするためのキャリア教育の推進、児童生徒の自立心や規範意識を高め、非行やいじめ等の問題行動を未然に防止するために学校、家庭、地域、関係機関等との連携などに取り組んでおります。
3つ目の方針としては、体験的な活動を位置づけた総合的な学習の時間の充実を掲げ、総合的な学習の時間等において、国際理解、情報、環境、福祉、健康、食育、キャリア教育などの横断的、総合的な課題、児童生徒の興味、関心に基づく課題、地域や学校の特色に応じた課題等を取り上げた体験的な活動の推進、家庭や地域の協力と支援のための総合的な学習の時間推進事業の推進、児童生徒の豊かな心の素地となる読書の習慣化が図られるようにするための教育振興運動を核にした家庭や地域との連携などに取り組んでおります。
次に、子供たちが学校に行きたい、勉強がおもしろいと思える学校教育の環境づくりについてでありますが、全国学力・学習状況調査と岩手県学習定着度状況調査における実施年度の県平均を基準として、実施学年、教科ごとの児童生徒の学力についての現状を分析した結果、昨年度は全体的に学力が向上してきている傾向がうかがわれました。これは、学力向上を本村の最重要課題の一つと位置づけて、児童生徒の国語の言語事項の学力向上を図るために実施した漢字力等アップ作戦事業や各学校に大学生を派遣し、きめ細かな個別指導を目指したラーニングサポータープロジェクト事業などを有効に活用した各学校の取り組みの成果があらわれたものと考えております。
一方、全国学力・学習状況調査意識調査における「学校で好きな授業はありますか」という質問に対して、「そう思う」と回答した児童生徒は、小学校6年生で全国が77%であるのに対して本村は71%、中学校3年生では全国が52%であるのに対して本村が45%と、小学校で6ポイント、中学校で7ポイントそれぞれ低くなっております。これは、児童生徒が学習することに喜びを感じることができるような授業に課題があることを示しているものととらえて、本年度は新たな事業として本村の課題である算数、数学及び英語に係る教員の指導力向上を図ることを目的として、各学校に算数、数学、英語の授業力ステップアップアドバイザーを派遣する学力向上、指導力向上事業を実施しているところであります。教員の授業力向上により児童生徒が学習内容を理解し、自己の成長を実感できるような授業改善の土台が築かれるものと期待しております。
次に、運動能力の向上を目指す取り組みについてでありますが、児童生徒の体力、運動能力の状況については、小学校1年生から中学校3年生までのすべての学年において、握力、上体起こし、長座体前屈、反復横跳び、持久力走の20メートルシャトルラン、50メートル走、立ち幅跳び、ボール投げの8項目から成る小中学校体力、運動能力調査を実施しております。調査結果につきましては、例えば平成19年度の小学校1年生の男子は、長座体前屈と立ち幅跳びを除く6項目、女子は長座体前屈、立ち幅跳び、ボール投げを除く5項目でそれぞれ全国平均を上回っておりましたが、小学校4年生の男子は握力を除く7項目、女子は握力と立ち幅跳びを除く6項目でそれぞれ全国平均を下回っておりました。また、中学校1年生の男子は、握力、50メートル走、ボール投げを除く5項目、女子は握力を除く7項目でそれぞれ全国平均を上回っておりました。このように児童生徒の体力、運動能力の状況については、学年や性別によって課題が異なっているというのが現状となっております。
そこで、これまでも小中学校体力、運動能力調査の結果について、抽出児童生徒の調査結果を集計し、各学校における児童生徒の体力、運動能力向上の取り組みに生かすよう努めておりましたが、平成20年度はさらに課題解決に向けた学校ごとの取り組みが充実するよう、すべての学校の校務分掌組織の中に体力向上担当者を位置づけて、学年や性別によって異なる課題解決を図るために、学校として組織的に取り組むことができる体制づくりを推進しているところであります。さらに、20年度から全国小中学校体力、運動能力調査を国の責任において悉皆で調査することになっており、これまで以上に体力、運動能力に関する正確なデータが得られるものと期待しております。教育委員会といたしましては、これらの調査結果が明らかになった時点で、学校、学年、性別ごとに分析を行い、本村の児童生徒の体力、運動能力向上の取り組みに役立ててまいりたいと考えております。
〇11番(熊谷初男君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)11番熊谷初男君。
〇11番(熊谷初男君)今ご答弁いただきました。それにつきまして再質問をさせていただきたいと思います。
まず最初に、小項目のところの人間性、社会性を身につける教育のところですが、ご答弁の中に意識調査結果が出ておりまして、その比較課題が示されました。まさに、人間性、社会性を身につけるための教育としては、項目としては最大のものだというふうに思います。そういうことで、これまでこれに関していろいろ指導、教育なりをしてきたとは思いますが、今現実こういう比較課題が示された中で不足があったのか、またどこかに欠陥があったのかというふうな、そういう、もし分析でもされて何かおわかりの点がありましたらお聞きしたいと思います。
〇教育長(盛川通正君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)盛川教育長。
〇教育長(盛川通正君)分析というまではいっておらないわけでございますが、所見を述べさせていただきますと、例えば今の子供は家庭に帰った後の外での遊びという、そういうこと、あるいは学校内では子供たち、来訪者に対しては大きい声であいさつをするのだけれども、さて地域に帰ったとき、あるいは朝起きたとき、親に対してのあいさつとか、そういう部分でどうなのかということがまず考えられるのではないかなと、そのように思っております。
さらには、人の気持ちもわかるということについてでございますけれども、やはりこれは例えば一つの方法としては読書という、そういう教育振興運動でも取り上げているわけでございますけれども、そういう読書を通して主人公の気持ちを読み取る、あるいは自分がそこに入った中でいろいろ考えていくと、そういうことで人の気持ちが育っていく、そういうものにつながっていくのではないかと。したがいまして、学校、教育だけではなく、家庭、あるいは地域も含めてこういうことを取り組んでいかなければやはり難しいのではないかなと。ただ、言えるのは不足、欠陥といってもデータ的には全国も県も村もそうなのでございますけれども、わかるという、人の気持ちがわかるというのは60%から70%の範囲内のところで全国もデータとして出ておるわけでございます。ただ、その中で本村は若干低くデータとして出てきているという現状でございます。
〇11番(熊谷初男君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)11番熊谷初男君。
〇11番(熊谷初男君)確かに各県との、全国のレベルと比較するのは、当然上がり下がりは一目瞭然わかっているのですが、問題は全国的に各都道府県ともいかに水準を上げるか、100まで目指す努力をどのようにしていくかが一番の課題だと思うのです。例えばたった1%か2%でもその部分が欠落すると、そういう思いで子供がその何%か、そういう実態の中で子供たちが育っていくということになるわけですから、その部分はやっぱりかなり注意してこれから組み立てをして指導していかなければならないとは思うのです。
それで、これも私スポ少のこと何回もしゃべって申しわけないですが、私も長年子供たちと一緒に野球を遊んできています。週に2回見ていますが、やはりここ数年前から子供たちは確かに利口になって、一見賢くなっては来ていますが、実態はなかなか私たちの思いどおりの動きになっていないというのがうんと私もジレンマに陥っています。私の指導力も悪いでしょうが、実際野球の練習をしていたときに、だれかの打球でボールがとんでもないほうに飛んでいく。だれか拾ってこい、3回ぐらいしゃべらないと行かないです。自分たちが使っているボールでしょう、とりに行きなさい。絶対動かないのです。よくよく後でお母さんたちに聞いたら、いや、監督、今の子供たちはだれか行ってこいと言ったって行かないよと。だれそれ、あなた行ってきなさいと、こういう指示を出さないうちは動かないと。確かに言われたら、ここ四、五年前から一目、そういう現象が出てきています。あとは終わりの掃除もです。はい、掃除しろと、だれも動かないのです。だれそれ、だれそれ、早く動けと。名前を指名して指示を出さないと動かなくなってきている、そういう現象があります。そういったことで、やっぱりこれはどうしても一番ネックにあるのは家庭の中の指導、家庭教育が一番私はネックにあるのではないかなと思っていますが、子供たちのそういった動きは、即俊敏に動ける意識というのは、やっぱり最近ではうちの中で仕事の手伝いもほとんどしない子供も、これは調査しないから何%あるかはわかりませんが、例えばうちの中でお花に水をやるとか掃除やるとか庭を掃くとか、そういったのは当然昔の子供はやらざるを得ない生活をしていたのですが、今の子供たちはほとんどそういうことがない。はい、だれそれ君、何やりなさい、早く御飯食べなさい、学校に行きなさい、あとはそのほか残りは帰ってくれば外で遊ばないでゲームするとか、そういったのが、やっぱり家庭環境とかいうのが問題に大きくあらわれてきているのではないかなというふうに私自身は思っていますが、そこらあたりどのように分析、見方を持っているのか、ちょっとお聞きしたいと思います。ちょっと長くなりましたが。
〇教育長(盛川通正君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)盛川教育長。
〇教育長(盛川通正君)議員お話のことはだれしもが課題として思っていることかと思います。考えられることとしては、以前は我々年代層の場合は家族構成的に2世代、3世代が同居しておるというのが通常ではなかったかなと。そういう中で、代々その家庭で受け継がれること、家訓、そういうものも現にあったのではないかと。さらには、現在は家族構成自体、家族の人数自体が少なくなってきていると。そうすると、子供はさらに宝物として大事にする、何でも手を出してしまう。子供にやらせてもいいものまで親が手をかけてしまうと、そういうことも一因ではないのかなと。したがいまして、何を自分が生きていく中でやっていくか、あるいは自分やったことが、子供時にやったことが、例えば家庭内でそれがどういう意味を、そうすると手伝いをさせることによってお母さんから、あるいは親からありがとうという、そういう一言があったり、そういう積み重ねが若干今は少ないのではないか。そういう形の中で、今先ほど議員がお話ししたような、そういう野球をやっていても自分には関係ない、だれかが、監督自身とってきたらという気も子供の気持ちの中にもあるのではないかなと。結局それが家庭生活の中での、なに、親がやればいいのだという、そういうことにつながってきているのではないかというように思う部分もあります。
〇11番(熊谷初男君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)11番熊谷初男君。
〇11番(熊谷初男君)まさにおっしゃるとおりであると思います。痛いところを私もつかれましたが、やっぱりそういったところを我々大人自身がどういうふうに指導していくかによって大きく子供たちの動きは変わってくるという大きな反省もいたしております。人間性なり社会性を身につけるためということで、ご答弁の中に3点の基本の方針の答弁がありましたが、健全育成についてはどれも欠かすことができない指導内容だというふうには思います。特に道徳教育の充実が最大のポイントではないかなというふうに私は常々思っていますが、内容を見ますと週1時間程度の時間だということなのですが、本当にこれで今の子供たちのこういった比較になった課題というのは解消できるのかどうかというふうに私は疑問を感じますが、いかがでしょうか、その点お聞かせいただきたいと思います。
〇教育長(盛川通正君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)盛川教育長。
〇教育長(盛川通正君)議員のご指摘、そのとおりだと思います。この道徳、週1時間の道徳だけでは人間性、社会性等を身につけるということにはならないというふうに自分も考えております。ただ、やはり学校教育、全教育活動の中でこれらに取り組んでいかなければ、意識的に道徳性といいますか、そういうものを考えながらどの教科でも、どの活動でもやっていくことが必要ではないかと、それは身につけることにつながっていくというふうに思っております。ただ、学校だけではやはり地域、あるいは家庭という、一緒になってやるというのも大変重要なわけでございますので、それを踏まえながらというふうにお答え申し上げたいと思います。
〇11番(熊谷初男君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)11番熊谷初男君。
〇11番(熊谷初男君)道徳教育については、子供たちには大変必要であり、今このお話を申し上げていますが、今の社会では、むしろ前の質問の中でも討論、質疑になりましたが、大人自体のモラル低下による社会問題が、大変いろんな事件が、事件なり問題が起きています。この状態であれば、とても子供たちの鏡には到底ならないというふうに、私自身も含めてしっかりしないと鏡にはならないだろうというふうに思います。
そういったことで、子供たちのために今親なり、それから地域住民なりといった社会教育の点をもっと推進しなければならないというふうに思いますが、そこらあたり大人に向けたいわゆる教育というか、そういうふうなのを、何か大きな取り組みのねらいがあればお聞きしたいと思います。
〇教育長(盛川通正君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)盛川教育長。
〇教育長(盛川通正君)今もいろいろ社会教育という形の中でいろんな講座等が行われておることも事実なわけでございますけれども、それが結果的には大人のそういう心といいますか、子供たちの鏡になる、そういうところまでつながっていないということも事実ではないかなと、そんなふうに思うわけでございます。ただ、いろんな方法があるかと思いますけれども、例えば村内にある企業が学校教育の活動に理解を示しながら、職場で働いている地域の方々を学校、例えば授業参観とか学校公開等そういうところに出向けるような、そういう環境づくりと。企業とともに、と同時に保護者も学校に足を向けやすいと、そういうことも出てくるのではないかと。したがいまして、そういう形が学校の応援につながり、そして地域住民とか親の考えも少しずつ子供たちの鏡になるといいますか、そういうものにつながっていくのではないかなと。どうしても今は、企業は企業、あるいは地域は地域。地域は、まだ学校を理解しているわけですが、企業になるとどうしてもまた別なものがそこに派生するわけでございますので、そういう一つの事例としても取り上げてもいいのではないかなと、そんなふうに思っております。こういうことをやっておる地域もあるものですから、ひとつお話しした次第です。
〇11番(熊谷初男君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)11番熊谷初男君。
〇11番(熊谷初男君)何回もしつこく言うようですが、やっぱり今の時代、こういった社会になりますと余計いろんな事件が大人の社会には起きています。何日か前でしょうか、日報の声の欄にも高校生とか小学生の声が投稿されています。それを見ますと、やっぱり今言ったように大人の人たちに対しての批判めいた、これでこんなことを大人がしているのに私たちにだけちゃんとしろというような、そういったことではいけないのではないかというような、そういう意見が載っています。最近声の欄を見ますと、やっぱり中学生なり高校生なり、たまには小学生もありますが、いろんな私たちも見ていて、読んでいてびっくりするようなご意見がいっぱい載っています。やっぱりそういった立派な考えを持って一生懸命頑張っている子供さんたちもいっぱいいるわけですから、そういう人たちをつぶすような社会であってはいけないし、つぶす教育現場であってはいけないと思うので、そこらあたり、よほどこれからは本気になって取り組んでいかなければならないというふうに思います。
また、さっきから道徳のことをちょっと言いますが、今回やはりこの大人の教育、社会教育とか家庭教育に一番力点を置いてお話ししたいというふうに思っています。というのは、先日ある研修会で県警の青少年の担当の方の講義をいただきました。その中の話なのですが、あきれてでしょうが、笑いも半分まじったような言い方でありましたが、内容は万引きで子供を検挙して駐在所なり警察署に連れていって話しした。親御さんはすぐ来なさいということで呼んだら、たかがほんのちょっと盗んだだけではないのか、そんなことで逮捕するのかとか、金額何ぼ、800円、それなら今すぐ払うからと1,000円札出してお釣りは要らないというふうな、そんな親が、それは一つの現象だと思いますが、そういったたぐいの親が結構ふえてきたのがとても頭が痛いということをお話ししているのです。それが今の社会の現実だと思います。
あともう一人の警察の方から聞いたら、やっぱり小学校の生徒の万引きだったのですが、ちょっと駐在所に来てくれと言ったらば、どこに証拠あっておらほのわらす捕まえたという、それが第1番目の言葉だったという話しして、いや、恐ろしい、時代が変わってきているので大変ですよという話をしていました。やっぱりこういった現象が、これは警察の方からのお話だけなのですが、いろんな場所でそういう現象が今いっぱい出ていると思うのです。そういうことで、教育委員会のほうとしてもそういった実態というのはあちこち情報が入ると思いますが、今まで考えられないような現象というので何か把握されているものがもしあればお聞きしたいと思います。
〇教育部長兼住民協働部長(伊藤隆雄君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)伊藤教育部長兼住民協働部長。
〇教育部長兼住民協働部長(伊藤隆雄君)確かに万引きでお金を払えばいいでしょうというふうなことがあるというのは私も聞いたことがございました。
それと、あとちょっと気になったのは、最近なのですが、学校から家庭に、きょう学校に来ていませんという、学校を欠席したものですから、無断欠席したものですから学校のほうで親のほうに確認したところ、親もそのことわからない。ですから、そういう意味では、中学生だったと思っていました、中学生だったのですが、親が学校に行ったか行かないかをわからないでいると。同じ、一つの屋根の下に暮らしていながらそんなことがあったりもしておりました。いずれこういう問題につきましては、やはり規範意識と申しましょうか、やっぱりそういうことをその時々にきちっと教えていかなければ子供たちというのは育っていかないだろうというふうに思っておりますし、大人自身がもっとやっぱりそういう意味では自分自身を見詰め直すと申しましょうか、律していくということが大事ではないかなというふうに思っております。
先ほどの家庭教育の関係につきましては、例えば保育園とか幼稚園、それから小中学校にお願いして家庭教育学級を開催していただいています。皆さんが出やすいようにということで、休日等、休みの日です、土曜日とか日曜日もやっているのですが、来てほしいと思われる方がなかなか来ない、来ていただけないという実態もあります。前々からですが、国のほうでは、1つは就学前の子供たちのしつけと、家庭でのしつけということで、滝沢村でも母子手帳の交付の際に家庭教育手帳の乳幼児編というものをお渡しして、中を見て参考にしていただくという形をとっていますし、それから小学校の低学年から中学年、4年生までを対象にした家庭教育手帳、それから5年生から中学生を対象とした家庭教育手帳、すべての子供たちの親には配付しております。そういうことで、できればそういうことも参考にしながら子育てに役立てていただければいいと思いますし、繰り返しになりますが、やはり親自身、大人自身もやはりそういうことを意識しながら生活していくといいますか、ということが大事だということだと思っております。
〇11番(熊谷初男君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)11番熊谷初男君。
〇11番(熊谷初男君)前にも教育長のほうからのご答弁もあったように、やっぱり家庭環境の問題もある、これは不登校とか何かの話だったのですが、家庭環境から起こる問題もあるだろうというふうな分析にはなっていますが、これはいじめとか不登校は大人、大きくなってからの現象だと思うわけなのですが、問題は家庭の中で子供を育てる、子育ての時代からそういったしつけなり、いろんな教育をしていかないと、これが大きくなって、そのひずみがどんどん大きくなって小学生、中学生になってもそういった現象になってくるのではないかなというふうに思っています。私は、本当は、これは別に共稼ぎのご家庭を非難するわけではないのですが、やっぱり子供さんが学校から帰ってくるときにただいまと言ってうちで、玄関でお母さんが笑顔で迎えてくれる、これが一番子供にとっては生きているという安心感なり、親なりの愛情が伝わる一番の大きな場面ではないかなというふうに思うのです。確かに学童保育とかいろんな保育とか幼稚園のことを悪く言うわけではないのですが、その部分が一番基本でスタートするのではないかなというふうに思うのです。ですから、例えばお母さんが稼ぐ場合は、子供さんが帰ってくる時間帯を外した時間をなるべく稼いでもらうというふうな、そういった、もしそこにダブるようであれば、村として独自でもいいですから助成金を出しても、その時間はなるべく稼がないようにうちで子供さんを迎えてもらう、そういった対策も必要になってくるのではないかなと私は常々そんなことを考えていました。いずれそこが基本であるし、それが積み重なっていくと子供さんの教育も健全的になってくるのではないかな、それが並行してなってくるのではないかなというふうに思っていますが、私の持論ですが、何かご意見があればお聞きしたいと思います。
〇教育部長兼住民協働部長(伊藤隆雄君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)伊藤教育部長兼住民協働部長。
〇教育部長兼住民協働部長(伊藤隆雄君)やっぱりいろんな問題と課題、子供たちにあらわれてきているのですが、その中でちょっとあれなのが親の愛情ではないのかなというふうに思っています。親が子供に対して本当に期待とか愛情を持って接して、ほとんどの方は当然そのようにやっているわけですが、中にはそういう方も、もう少し愛情を持って育てれば、子供たち、もっとこういうふうにはならなかったのではないかなというふうな思われる子も中にはいるのかなというふうに思っています。ですから、それが、親の愛情が子供にきちっと伝わっていくということをやっぱり常に思ってやっていくことが、育てていくことが大事なのかなと思っておりますし、やはり母親、親のぬくもりと申しますか、そういう思いとか、それがやっぱり言葉以外にも伝わるものがあるような気がしております。言葉だけで伝わらない、それがやっぱり親子のきずなではないでしょうか。そういうものをやっぱり意識しながら、意識というか、無意識の中でもやっぱりそういうものが伝わっていければ、子供たちというのは安心して育っていくのかなというふうに思っておりました。
〇11番(熊谷初男君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)11番熊谷初男君。
〇11番(熊谷初男君)子供に対しての親の愛情の形はいろんな形あると思うので、私の持論でそういうのにひとつ持っているだけの話ですので、問題はやっぱり家庭の中で、自分の子供は確かにかわいいですが、いかに厳しくしつけをもって教育をしていくかに私は一番、そこが一番のかぎだと思います。小学校なり中学校になっていろんなサポート事業ありますが、その事業が、その基本がちゃんとできないと、その事業をやってもなかなか効果が上がらないというふうに私はなるのではないかなというふうに思うのです。その基礎の部分をちゃんとやっておけば、大きくなってもそういった事業は数がやらなくても立派に子供たちは育っていくかもしれない、いくと思うのですよね。そういったことですから、やっぱり今の子育てのお母さんなりお父さんなり、そういった大人、我々世代の人を道徳、教育的にもっと何か啓蒙する事業を大々的に取り組んでいかなければだめではないかなというふうに思います。例えばチラシを、少しわかりやすい啓蒙チラシを入れるとか、例えばきょうマスコミさんもいらしていますが、例えば新聞紙面に、今、日報のほうにも出ていますが、公共広告機構だかという、ああいったチラシに呼びかけなり啓蒙の紙面を載せてもらうとか、やっぱり社会全体となってそういった取り組みをしていかなければ、今の大人社会の、我々の社会の現象が歯どめつかないのではないかなというふうに思います。もしそこらあたり何かいい案がありましたらお聞かせいただきたいと思います。
〇教育長(盛川通正君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)盛川教育長。
〇教育長(盛川通正君)今お話あった、それも一つの方法であろうと。今村で取り組んでいるのは、教育振興運動の中で読書とかあいさつとか早寝、早起き、朝御飯とか、そういうことで取り組んでおりますものですから、それを何らかの形で村民に伝えていくことがまたひとつ必要ではないかなと、そのように考えております。
〇11番(熊谷初男君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)11番熊谷初男君。
〇11番(熊谷初男君)前半にちょっと時間をかけ過ぎました。
次に、学力向上のところで、大変本村としてさまざまな施策を講じた結果が、ご答弁の中には学力が向上傾向にあるというふうにお聞きしました。本当に心から敬意を表したいと思いますが、しかし不登校など問題のある中で、やっぱりどこかには何かは問題がまだまだいっぱいあると思うのです、この中に。そういったことで、やっぱりさっきも言いましたが、学校に行って本当におもしろい、友達に会っておもしろいとか、こうなってくれば勉強が当然おもしろくなってくると私は思うのです。やっぱり行きたくない、嫌だということであれば、やっぱり勉強も嫌になる。私たちだって昔から興味のあることには寝ないでも頑張るというふうなこともありました。興味のないことには何ぼお金もらっても嫌だよと、そういうことが私たちにもあるわけですから、子供たちもやっぱり同じだと思うのです。興味さえ持てばどこまでも、親にやめろと言われても頑張ると思うのです。そういった興味を持たせるものの環境づくりというのが一番大事だと思うのです。そこらあたり、今後どのように図っていくのかお聞かせをいただきたいと思います。
〇教育長(盛川通正君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)盛川教育長。
〇教育長(盛川通正君)授業がおもしろいとか学校が楽しいというのは、各学校ではそれぞれ特色ある学校経営ということで取り組んでおるわけでございまして、と同時に教育委員会としてもそれを応援する形、さらにはやはり授業が1日6時間ぐらいやられておって、授業がほとんど学校生活の中では占めておるわけでございますので、その授業をよりよい形に持っていくためのアドバイザー事業等をやっておるわけでございますし、さらには授業だけではやっぱり難しい部分があると。私は、学習というのは量だと、やったものがやはり力がつくというふうに考えるわけです。それからしますと、やはり家庭学習ということも重要なウエートを占めておるのではないかと。それらを各学校長さん中心にこれから、取り組んでいるところもあるわけでございますけれども、さらに強力に進めていきたいと、そのように考えております。
〇11番(熊谷初男君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)11番熊谷初男君。
〇11番(熊谷初男君)小項目3つ目の運動能力の向上ということで再質問をしたいと思います。
ご答弁の中に体力と運動能力調査が毎年、年に何回ぐらい実施されるのか、またこの対象は全生徒なのでしょうか、その点ちょっとお聞きしたいと思います。
〇教育部長兼住民協働部長(伊藤隆雄君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)伊藤教育部長兼住民協働部長。
〇教育部長兼住民協働部長(伊藤隆雄君)小中学校の体力、運動能力調査でございますが、これは年1回の実施でございます。対象は、小学校5年生から中学校3年生の悉皆調査でございます。
なお、1年生から4年生については学校ごとの希望によって実施することを原則としております。
〇11番(熊谷初男君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)11番熊谷初男君。
〇11番(熊谷初男君)一番私、何回も今まで申し上げていますが、やっぱり今の子供たちは学校の体育の時間、今大体週3回ぐらいは小学校であるようですが、この体育の回数だけではどうしても向上にはならないというふうに思うのです。というのは、やっぱり昔と違ってうちの周りで遊ぶ、いわゆる外で遊ぶという環境が全く今薄れてきているわけですから、やっぱりこれからはいかに体を使わせるかということが、自然に体を鍛えるには外で遊ぶとか、いかにそういった遊びをさせるかが一番これからの課題ではないかなというふうに思うのです。ですから、昔の子供であれば、うちの周りは遊び場、全部運動場みたいな感じでみんな遊びながら体をつくってきたわけですから、今の時代、この周りの環境を見るとなかなか難しい点があると思いますが、外遊びの運動なり、そういったことをこれから力を入れていただければいいのではないかなというふうに思いますが、その辺どのようにお考えですか、お聞きしたいと思います。
〇教育長(盛川通正君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)盛川教育長。
〇教育長(盛川通正君)確かに我々のころは外でなり学校の中でいろいろと体を動かす、遊ぶという機会があったわけですが、今はなかなかいろんな環境の問題からいろいろあって外で遊ぶという機会が減ってきているわけであります。そういう中で、例えば小学校の低学年で生活科の学習の中で、授業の中で遊びと。学習というとらえ方の中で活動したり、それからあと小学校で休み時間の中でそういう遊びを奨励するというふうな形で対応いたしております。いずれにしましても、やはり子供たちが元気に外で駆け回るということはやっぱり大事なことだというふうに思っておりますので、折を見て奨励してまいりたいというふうに思います。
〇11番(熊谷初男君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)11番熊谷初男君。
〇11番(熊谷初男君)いずれ子供たちはすべてが遊びの延長だというふうに私、そんな感じはしていました。ですから、いかに無駄のない遊びをさせるとか、体を使わせるとか、そういった方向づけを大人がしてやらないと、やっぱり子供たちにはやることは全部初体験なわけですから、最初から立派なことができるわけではないですから、大人がすべてそのおぜん立てを、環境づくりをしてやらないとやっぱりいけないというふうに思うので、あと今先ほどもお話ししましたが、聞いたところ小学校では大体3時間ぐらいの体育の時間数があるというふうに言っていますが、その中でやっぱり今の子供たちが外で遊ばない分、遊べる環境ではない分、私もスポーツ少年団のほうで今子供たちと遊んでいますが、現在村のスポーツ少年団の団員は、あともう一つ、チャグチャグスポーツクラブってあるのですが、この2つの会員を見ますと大体現在632名の団員、会員が入っています。村内の小学生、3,000人超えているわけですから、パーセントにすると大体19.何%、約20%ぐらいしか加入になっていない。あと残りの方は、別に運動していないというわけではないでしょうが、もう少しこういった子供たちの基礎体力をつくるには、やっぱりこういった何かのクラブなり、チームなりを編成して、1時間でも2時間でもいいからこの中で体を動かして遊ばせる、それから大勢の友達の中で共同の作業をさせるとか、そういったことが子供たちには本当に大事なものではないかなというふうに思っていますので、村としてもそういったものを今後加入促進なり取り組みの促進が検討されるかどうかお聞きしたいと思います。
〇教育部長兼住民協働部長(伊藤隆雄君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)伊藤教育部長兼住民協働部長。
〇教育部長兼住民協働部長(伊藤隆雄君)いろんな小さいときからやはり運動とかスポーツ、大事なことだというふうに思っていますし、当然そのスポーツ少年団なり地域総合型のチャグチャグスポーツクラブについては我々も奨励し、大きな組織としてやっぱり活動してほしいというふうに願っております。そういうことからいたしましても、ぜひその加入促進等々につきましては我々も積極的に採用してまいりたいというふうに思っております。
〇11番(熊谷初男君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)11番熊谷初男君。
〇11番(熊谷初男君)それでは、最後になりますが、いずれしつこいようですが、次世代を担う子供たちということですから、より健全な子供たちの育成を図り、将来を託す立派な社会人をつくって送り出すのが私たち大人の今の仕事だというふうに思いますので、子供たちの育成に関して教育長のほうの意気込みを再度お聞きしてこれで質問を終わりたいと思います。よろしくお願いします。
〇教育長(盛川通正君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)盛川教育長。
〇教育長(盛川通正君)子供たちを育てるということになるわけでございますけれども、知、徳、体、これらバランスよく成長させていくことが必要ではないかと、そのように思っております。そのためには、保護者、教師、学校、あるいは地域がそれぞれの役割を理解し合いながら伸ばしていくと、さらには負の部分を浮き上がらせるのではなく、よい部分をさらによりよい形で子供たちに伝えていって、簡単に言うと褒めるという、そういうものを中核に据えながら子供たちを育てていくことが大事ではないかと、そのように考えます。
〇議長(角掛邦彦君)これをもって11番熊谷初男君の一般質問を終結いたします。
14時15分まで休憩いたします。
休憩(午後1時59分)

再開(午後2時15分)
〇議長(角掛邦彦君)休憩前に引き続き会議を再開いたします。

次に、14番山谷仁君の発言を許可いたします。ご登壇願います。
〇14番(山谷仁君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)14番山谷仁君。
〇14番(山谷仁君)議席番号14番、新志会の山谷仁でございます。さきの通告に従いまして3点についてお伺いいたします。最後になりました。簡潔に質問いたし、前向きな答弁をいただきまして早目に終わりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
今アメリカにおけるサブプライム問題、そして原油の高騰に端を発した世界的な金融不安、食糧危機や物価上昇など私たち一般生活にも大きな影響を及ぼしております。世界的な傾向として富裕層と貧困層の大きな格差が生まれ、その差が顕著にあらわれてきていると専門家が指摘をしております。我が国においても広がる格差、年金、保険問題、生活必需品の値上げなど一般庶民にとって大きな社会不安を感じていることが大きく言われております。
最近高齢者をねらった凶悪、巧妙な犯罪が日常的に起きております。振り込め詐欺のほか、催眠商法での高額商品の売りつけ、訪問勧誘押し売り、架空請求はがき、役所職員をかたる詐欺、消費生活センターをかたる詐欺、金融犯罪の類に至るまでさまざまな悪質商法並びに悪質業者がはびこっており、高齢者につけ込む例が日々報道をされております。岩手県民生活センターによりますと、最近弁護士でないのに債務整理、示談交渉など法律事務を行い、高額な手数料を要求されるといったケースが報告をされておりました。特に高齢者にとっては、本人が直接公的な機関に訴え、また相談することもできずに泣き寝入りや家族にも相談できずに苦しんでいる人も多くいると言われております。本村においてもそのような事案が相当数あるものと考えられます。村民の生命、財産を守る役割をしっかり果たせるよう、庁舎内において明確で統一された相談窓口を設置すべきとの声も聞かれますが、今後どのように対処し、事故の未然防止に努めていくのかを伺います。生活における年間相談件数と特に被害の多いと思われる70歳以上の相談件数もあわせて伺います。
次に、健康日本一を目指す村の健康と福祉などの政策推進について伺います。本年3月定例会において、元気に暮らせるまちづくりをスローガンとした村の重点施策について新志会を代表して山本議員が、同じく新志会、高橋盛佳議員が健康日本一の村を目指すということでそれぞれ質問をいたしました。本年7月、新志会では健康日本一の村を目指し、その先駆的存在の千葉県市川市に視察に行ってまいりました。その一端を紹介し、質問をいたします。市川市の取り組みの発端は、千葉光行市長が平成9年12月、市長当選後すぐに変革と挑戦をスローガンに、前例踏襲から脱却をし、行政のスピードアップ、既成概念の打破を掲げ、市民の目線による行財政改革に着手をし、その一環として取り組んだIT戦略では先進市として全国で評価を受けております。また、年齢、学歴制限を撤廃した職員採用試験実施や平成17年、市民税1%を個人の支援したい市民活動団体に送ることができるという制度も創設をしております。彼が政治を志した原点、人々の健康を守りたいという強い意思で、平成16年、WHO憲章の精神を尊重した健康都市市川を宣言しております。WHOの健康都市とは、これまでの健康は個人の責任によると考えられてきましたが、都市に住む住民の健康は水や空気、安全な食べ物の確保、居住環境、都市の整理、教育など個人の努力だけではどうにもならない要因が複雑に絡み合って影響している。都市に生活する人々の身体的、精神的、社会的健康水準を高めるために都市のいろいろな条件を整えていく必要がある。このような認識のもと、保健、医療とはこれまで無縁だった活動領域の人々にも健康の問題に深くかかわってもらい、住民の健康を確保するための仕組みを構築しようという取り組みがWHOの健康都市の取り組みであります。視察をしてまいりました市川市の健康都市としての取り組みは、いろいろな部門で住民と協働で達成しようとする継続的な活動そのものを指し、ここで何より重視されるのが行政の一方的な指導ではなく、地域の住民や団体、組織の広い参加を意味するもので、保健ばかりではなくスポーツや住宅の安全など、幅広い意味での健康をカバーすることに取り組んでいるようであります。以下、具体的に質問をいたします。
本村では、さまざまな視点から健康や福祉の面でますます健康で長生きのできる村づくりを目指していると思われますが、来年度以降、特に力を入れようと考えている施策は何かを伺います。
次に、千葉県市川市を中心に国際的な健康都市宣言に参加する市町村が次第にふえていますが、岩手県の第1号として本村も健康都市宣言に参加し、本格的に日本一健康な村づくりに取り組む考えはないのか伺います。
次に、村立小中学校施設整備について伺います。村長の教育に関する取り組みや平成20年度学校教育指導計画による教育長の考えにも見られるように、障害を持った児童生徒に対する対応、学力向上に向ける意気込みに大いに期待を持つものであります。近年滝沢村各地域で宅地開発が盛んに行われ、世帯数、流入人口が増加の傾向にあります。篠木小学校、鵜飼小学校、滝沢小学校地区の世帯増加が顕著にうかがわれます。平成19年9月、定例会一般質問において、狭隘に我慢し、目的外の使用という小学校教室の実態を説明し、将来にわたる計画をお聞きいたしました。この時点では、室小路地区の住宅建設が進み、鵜飼小学校の増築の可能性を示唆していたと記憶をしておりますが、このたび8月の説明では年次は違いますが、このままの推移でいきますと鵜飼小学校8教室分、滝沢小学校12教室分、篠木小学校4教室分を増築する予定である旨の説明がありました。昨年9月の将来の取り組みとは大きく方向転換したように思われますが、教育環境へのいち早い取り組みについて具体的に伺います。
8月に出された小中学校施設整備計画について、それぞれの年次計画を伺います。
また、それぞれの実行計画予算は幾らになるのか伺います。
次に、計画では既存の校舎にエレベーターを設置する計画でありますが、その是非について考えを伺います。
以上、3点について1回目の質問を終わります。
〇村長(柳村典秀君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)柳村村長。
〇村長(柳村典秀君)山谷仁議員のご質問にお答えいたします。
初めに、村民の生命と財産を守るための相談窓口の設置についてのご質問にお答えいたします。ご承知のとおり、振り込め詐欺や悪質商法、架空請求、不当請求などの消費者トラブルは、国においてもその対策に取り組んでいるところであり、本村では平成18年度より非常勤職員による福祉支援相談員を1名配置し、消費者相談や生活相談に応じる相談窓口の拡充を図ってきたところであります。
まず、相談の件数についてでありますが、平成18年度が193件、平成19年度が201件と若干の増加傾向にあります。
次に、70歳以上の方の相談件数とその内容についてでありますが、平成18年度が25件で、生活困窮や家庭関係などの生活にかかわる相談が19件、架空請求や不当請求などの消費者関係の相談が6件となっております。平成19年度は24件で、生活関係の相談が19件、消費者に係る相談が5件となっています。
次に、相談への対処の仕方についてでありますが、架空請求や不当請求に関する相談に対して、対処方法を教示するなど未然防止を図った事例やクーリングオフなどの手続をとり、不要な支払いをしないで済んだ事例などがあります。このような対処のほかに、消費者トラブルについては被害に遭わないことが肝要であることから、昨年10月には広域市町村で結成した悪質商法に負けない盛岡広域チームに加わり、近隣市町村や関係機関との連携を図りながら啓発活動や相談対応に努めているところであります。
次に、健康日本一を目指す村の健康と福祉などの施策推進についてのご質問にお答えいたします。まず、ますます長生きのできる村を目指すための施策についてでありますが、健康で生きがいのある生活を送ることは村民すべての願いであり、人々が安心して健やかに暮らす地域を形成するための基本となるものであります。村では、滝沢村地域保健計画たきざわ健康プラン21を、第5次滝沢村総合計画の基本政策の一つ、元気に暮らせるまちをつくりますの分野別計画と位置づけ、多くの住民の皆さんと協働で策定いたしております。平成19年3月には、たきざわ健康プラン21の基本理念であります、健やかに、心豊かに、自分らしく暮らすことができるを達成するためにはどうあればいいのかといったあるべき姿の住民ニーズをもとに目標を設定し、策定懇談会やアンケート調査など多くの皆さんに参加していただき、中間評価と今後5年間の後期計画を策定しており、現在住民の皆さん並びに関係機関、団体と協働でさまざまな事業を推進しているところであります。
たきざわ健康プラン21に基づいた健康づくりの事業といたしましては、ヘルスアップセミナーや生活習慣病予防教室、各種健康教育、相談、地域保健推進事業などの各種事業や健康づくり支援者の養成、育成を行っております。また、老人保健福祉計画では、いきいきクラブやいきいきサロン、はつらつ体力づくり講習会などの村独自の介護予防事業やボランティアの育成を実施しております。住民の皆さんの健康についての関心や健康志向も高いことから、現在は健康づくりや介護予防に係る自主組織や地区活動、ボランティアが多数できてきており、活発に活動がなされております。ますます長寿となる村づくりには、成人期においても高齢期においても村民がいつまでも元気で生き生きと生きがいを持って暮らせる健康づくり施策や介護予防施策が重要と考えております。中でも今年度より特定保健指導が開始されていることから、今後は生活習慣病予防に重点を置いた、子供から高齢者までのあらゆる年代の方々の健康づくりと介護予防、そしてそれを支える地域の健康づくり支援者の養成、育成により一層重点的に取り組んでいくことが必要と考えております。
次に、健康都市宣言に参加しての日本一の健康な村づくりに取り組む考えについてでありますが、健康都市はWHOが提唱し、都市化の進展とともに社会的、産業的、身体的環境が人間の健康に深刻な影響を与えており、都市の環境全体を健康なものにしていこうというものであります。この運動は国際的にも展開されており、現在では健康都市連合日本支部も設立され、24の自治体が加入しております。健康都市宣言につきましては、宣言により健康な都市を目指すということにとどまらず、WHOの指針に基づき、将来にわたって確実に実行されることが重要視されるとのことであります。健康都市の取り組みは、保健、医療だけではなく、環境、福祉、教育、産業、まちづくり等の幅広い分野にわたるものであり、健康都市の仕組みや具体的活動、総合計画との関係や位置づけなどについて今後調査研究してまいりたいと考えております。
〇教育長(盛川通正君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)盛川教育長。
〇教育長(盛川通正君)私からは、村立小中学校の施設整備計画についてのご質問にお答えいたします。
計画の内容といたしましては、姥屋敷小中学校屋内運動場の改築並びに鵜飼小学校、滝沢小学校及び篠木小学校それぞれの増築を計画しております。姥屋敷小中学校屋内運動場につきましては、平成18年度に実施した耐震診断の結果、耐震指標となるIs値がけた行き方向で0.15であり、耐震性能上問題があることが判明いたしました。また、基礎部分についても全面的な補強が必要となることから改築を行おうとするものであります。
鵜飼小学校、滝沢小学校及び篠木小学校につきましては、就学前児童数の状況、宅地開発事業等に伴う児童数の推計、特別支援学級の増設、普通教室に転用している多目的スペース等の復元、さらには現在小学校1年及び2年で実施されている35人学級が小学校6年まで拡大実施されることを前提にした場合、それぞれ教室が不足すると見込まれますことから増築を行おうとするものでございます。
まず、施設整備に係る年次計画についてでありますが、今後第5次滝沢村総合計画の実行計画への位置づけが必要になり、村の全体事業との調整等の関係もあり、流動的でありますが、現段階における教育委員会の計画といたしましては、平成21年度に鵜飼小学校の増築工事、平成22年度に姥屋敷小中学校屋内運動場の改築工事、平成23年度に滝沢小学校の増築工事、平成24年度に篠木小学校の増築工事を実施してまいりたいと考えております。
次に、それぞれの実行計画の予算についてでありますが、今後の児童数や宅地開発事業等の推移などにより精査が必要になってまいりますが、実施設計や工事費等を合わせた概算の総事業費で、姥屋敷小中学校屋内運動場の改築経費が約1億5,000万円ほど、鵜飼小学校の増築経費が約2億5,000万円ほど、滝沢小学校の増築経費が約3億5,000万円ほど、篠木小学校の増築経費が約1億7,000万円ほどと見込んでおります。
次に、増築に合わせて既存校舎にエレベーターを設置することについてでありますが、平成18年12月20日に高齢者、障害者等の移動の円滑化の促進に関する法律が施行され、病院や博物館など不特定かつ多数の者が利用する特別特定建築物に対して、建築物移動等円滑化基準への適合努力義務が課せられることになりました。これを受けまして、岩手県ではひとにやさしいまちづくり条例を改正し、同条例の第33条において幼稚園及び特別支援学校を除き学校教育法に規定する学校を特別特定建築物に追加し、学校におけるバリアフリー化の推進を図ることといたしました。現在本村の学校では、柳沢小中学校及び滝沢南中学校にエレベーターが設置されておりますが、障害のある児童生徒や保護者等、あるいはけが等により車いすや松葉づえを使用する児童生徒や保護者等に配慮し、移動の円滑化を図るため、学校の増築に合わせてエレベーターを設置してまいりたいと考えております。
〇14番(山谷仁君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)14番山谷仁君。
〇14番(山谷仁君)再質問をいたします。
1番目の村民の生活、財産を守るための相談窓口設置についてと、健康日本一を目指す村の健康と福祉などの政策推進についてが同じ部でありますので、重複するところについてはご容赦をお願いしたいと思います。まず、もう少し進んだ窓口をきちっと明確にわかるようにつくるつもりはないのか、もう一度伺います。
〇健康福祉部長(太田晴輝君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)太田健康福祉部長。
〇健康福祉部長(太田晴輝君)本村の場合は、平成15年度ころからいわゆる生活困窮、あるいは架空請求、多重債務等の相談がふえたことがございまして、その時点で職員自身のスキルアップを図りながら、各種研修等にも参加させながら相談に応じてまいりましたが、その後相談件数等の増加などもございまして、ご答弁申し上げましたように平成18年度から非常勤の相談員を1名配置して現在に至っております。福祉課の窓口に、ちょっと見えにくいものもございますが、生活相談窓口ということで明示させながら職員と一緒になって拡充に努めてきている状況もございますので、そのほか今後につきましては、窓口についてはさらに拡充はなかなか難しいかと思いますが、その対応に当たっては先ほどの県民生活センターほか関係機関、それから弁護士との連携に努めていかなければならないのではないかというふうに考えております。
〇14番(山谷仁君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)14番山谷仁君。
〇14番(山谷仁君)前向きな答弁ではなかったので、もう一回質問いたしますが、私が県民生活センターに聞きましたら、滝沢村の人からの相談で平成17年度は601件、平成18年度は469件、19年度は421件という、村に相談に来ている件数よりも相当多い件数が県民生活センターにいっているわけです。ご存じのように県民生活センターの相談窓口も大したものではないのです。やはり盛岡が一番、15人ぐらいのスタッフで5つの相談コーナーを設けまして、きちっと分かれたものをつくっているわけです。非常にそういう意味では、滝沢はおくれている、実際にやっていない、そういうふうに思えて仕方ありません。
それから、村の相談窓口のほかに社会福祉協議会と民生委員との相談に関する整合はどのようになされているのでしょうか。
〇健康福祉部長(太田晴輝君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)太田健康福祉部長。
〇健康福祉部長(太田晴輝君)窓口の拡充については、今後さらに検討してまいりたいと思います。
それから、社会福祉協議会への関係につきましては、村のほうで協議会さんのほうに委託という形でございますが、暮らしの相談所ということで相談窓口についてお願いしているものございますし、それから各民生委員さんもいろんな形で地域の中の相談活動を受けております。それらの状況も村に適宜報告をいただきながら民生委員さん初め、他の、そのほかに人権擁護委員さんもおりますが、他の委員さん等のご協力を得ながら相談体制で現在進めているところでございます。
〇14番(山谷仁君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)14番山谷仁君。
〇14番(山谷仁君)やはりこれからお年寄り、お年寄りだけではないのですが、今顕著にあらわれている犯罪がお年寄りにまた重くのしかかっているという現状も考えれば、やはりこれは先ほど話にもありました警察、あるいは弁護士を含めた、それをコーディネートできる、窓口としてのコーディネートできる専門員が必要であろうと思います。それはいかがでございますか。
〇健康福祉部長(太田晴輝君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)太田健康福祉部長。
〇健康福祉部長(太田晴輝君)現在の相談員につきましても各種研修等を受けながら、あるいは警察との連携も組みながらということでかなり専門的になってきている分もありますし、今後さらにこの体制も含めた拡充について検討を進めてみたいというふうに考えております。
〇14番(山谷仁君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)14番山谷仁君。
〇14番(山谷仁君)部のところの入り口ですか、相談コーナーというふうなものがあるということを私も気づかずに大変失礼いたしましたが、いずれにいたしましても見づらいし、独立した相談コーナーではないということで、なかなか相談もできにくい部分もあるのだろうと思います。そういうことでは、きちっとこれから真剣にこの問題について考えていかないと県民生活センターにおんぶをしてしまう、あるいは盛岡のほうに相談に行くという、知らない部分で負の遺産を持つことになりますので、ぜひそれは進めていただきたいと思います。
それから、これは、多分これが顕著に今の事象をあらわしているのだと思うのですが、ホームページを開いて、この相談コーナーをクリックしましても、例えば人権擁護委員の名前がまだ変わっていないというふうな、やはり人が足りないのではないか。これは、部長ご自身感じていることだと思うのですが、次のことにもかかわってきますが、やはり人が足りなくてできないのではないかと、そういう事象があるのではないでしょうか、どうでしょうか。
〇健康福祉部長(太田晴輝君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)太田健康福祉部長。
〇健康福祉部長(太田晴輝君)人員体制につきましては、確かに村全体の定員の関係もございますし、あわせて職員だけの体制についてもなかなか現実的に難しいのも実態だというふうに私自身は認識いたしております。したがいまして、その後非常勤等の職員を配置しながらということで現在対応しておりますので、今後におきましてもその両面を見ながら窓口等の体制整備には努めていきたいというふうに思っております。
〇14番(山谷仁君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)14番山谷仁君。
〇14番(山谷仁君)先ほど民生委員の役割についてもお聞きをいたしましたが、今の民生委員の方々にはこういった問題というのは荷が重い問題も相当あります。やはり警察に相談しなければいけないもの、あるいは弁護士に相談しなければいけないものを例えば民生委員に相談をしてくださいというふうな安易な考え方でやりますと、民生委員も困るでしょうし、相談したほうもそこで終わってしまうというふうなことになりかねない。ぜひそれは専門員を置いてきちっとした対応をしていくことを希望しますが、いかがでしょうか。
〇健康福祉部長(太田晴輝君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)太田健康福祉部長。
〇健康福祉部長(太田晴輝君)現在の民生委員さんの方々にはかなり活動いただいておりまして、専門的な分につきましては相談の一たんその窓口になっていただきますが、必ず村のほうにもその情報を提供いただいて状況確認しながら、あわせて一緒に対応策を考えるという今やり方もしておりますし、必要によっては議員ご指摘のとおり専門的な者への紹介、相談等も含めて、村職員も含めて、体制整備も含めながら今現在進めておりますので、専門的というのは非常になかなか難しいものもございまして、さらにはご質問にありました悪質商法等もかなり巧妙になってきている分もありますので、そこは県のセンターのほうの事例研究等にも参加しながら、当方の職員についても研さんを重ねて、対応についても適切にできるようにしていきたいというふうに思っております。
〇14番(山谷仁君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)14番山谷仁君。
〇14番(山谷仁君)ぜひそのように前向きに進めていきたいと思いますが、来年消費者庁ができる運びとなるようでありますが、今研修会などが行われているように思いますが、今後県センターなどとの関連はどうなっていくというように考えておりますでしょうか。
〇健康福祉部長(太田晴輝君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)太田健康福祉部長。
〇健康福祉部長(太田晴輝君)過日の消費者庁の案の案みたいなものが回ってはまいりましたが、その詳細についてはまだまだ不明な部分が多うございますので、その状況を踏まえながら、あと当村の対応等についてどのようになっていくかというものにあわせて当村の体制についてもまた考えていかなければならないのではないかというふうに考えております。
〇14番(山谷仁君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)14番山谷仁君。
〇14番(山谷仁君)それでは、次の健康日本一を目指す村の健康と福祉などの政策推進について再質問をいたします。
健康日本一の村づくりは、先ほど答弁にもありましたようにWHOの意匠に基づいて、いろんな都市が日本支部をつくりながら進めております。午前中の高橋盛佳議員の質問にもありましたように、非常にこの健康というのは幅が広い、市川市の取り組んでいる健康というのは体の健康はもちろんですけれども、心の健康、そして環境や物質、食べ物の健康、住宅の健康、さまざまな健康を視点としてとらえ、健康都市宣言をしております。午前中に話がありました北京オリンピックの女子サッカーチーム、本村出身の岩清水梓さんが大きく村の指導のもとにアピールいたしました。これが例えば予算が500万でありましたが、相当な宣伝の効果を生んでいると。午前中では1億という話もありましたが、数千万円というふうに関係者は言っているようでありますが、そういったイベントをやりました。これについては、団結心と連帯感、こういったものが生まれるであろうということで村も、これくらいの費用ももちろんそうですが、地域の皆さん、そして村民に訴えかけたのだと思うのです。これは、まさに健康を推進する一つの原動力となっていると思いますが、その関係を考えたことがありますでしょうか。
〇村長(柳村典秀君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)柳村村長。
〇村長(柳村典秀君)来年度の村長方針ということでつくっておりまして、きょう課長会議等で説明をすることにしておりました。既に昨日は部長にも説明をいたしました。その中で、来年度の重点課題としてスポーツ振興と住民総参加による健康づくりの推進ということを打ち出しておりました。これは、まさに山谷議員が言われるとおり、スポーツを通じ、そしてまた健康を考える、そういったことを住民総参加による運動に展開したいというふうに思っておりまして、その都市宣言というのはまさにそういった趣旨からのものではないのかなと。それを一つの政策、大きな政策の流れとして来年度は取り上げていきたいというふうに考えております。
〇14番(山谷仁君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)14番山谷仁君。
〇14番(山谷仁君)繰り返しになりますが、市川市で行っている健康都市の取り組みを簡単に申し上げますと、例えば一例ですが、ヘルシースクール推進教室、いきいき健康教室、防犯パトロール推進事業、地域ケアシステム推進事業、ファミリーサポートセンター事業、地域子育て支援センター事業、市川IT講習会、市民が選ぶ市民活動団体支援制度、健康都市市民賞、こういった施策が行われているわけですが、今まさに村長が言いましたように一つのスポーツの事象だけではなくて、こういったものは既に本村ではもうとっくにやられているのです。ですから、難しいことを私は言おうとしているのではなくて、今やっていることを健康に、すべて健康のためにやっていると。心の健康、体の健康、都市の健康、地域の健康のためにやるのだという、そういった考え方から進めば、別に国際連合に入れとは言いません。そういった宣言をしながら一つ一つ村の健康、健康体にしていこうという考えになっていただければと思って発言をしているわけですが、いかがでしょうか。
〇村長(柳村典秀君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)柳村村長。
〇村長(柳村典秀君)矢巾町では、平成15年の12月に矢巾町健康長寿の町宣言というのを行っております。これは、まさにちょうど時期を同じくして、そのころに平均寿命のランキングが発表されて、そのときに矢巾町も県内でトップという成績があって、それを契機として健康な町になろうという、そういうことからのものがありました。図らずも今回滝沢村がトップになったということで、まさにスポーツだけではなくて、長寿ということはまさに健康をもってして成り立つもので、そういうことを含めた形で、そしてさらに今回のなでしこジャパンというのを組み合わせていけば、村民運動としてそれを皆さんで体を動かして健康になりましょうということを新たに宣言していくといいますか、私を先頭に体を動かすような、そういう運動を展開していけば少しでも村民の方々の健康に役立つのかなという思いがありまして、そういった考えでいるということであります。
〇14番(山谷仁君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)14番山谷仁君。
〇14番(山谷仁君)そういったいい報告がなされていまして、ぜひ前向きにいってほしいと思います。
先ほど言い忘れましたが、市川市の取り組みの中には禁煙啓蒙運動というのがあるようでございますので、ぜひこれもさまざまな学会での喫煙に対する、受動喫煙も含めまして喫煙に対するいろんな学説、それから運動が全国的にも起こっております。ぜひそういったことも気にとめながら前に進めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
〇村長(柳村典秀君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)柳村村長。
〇村長(柳村典秀君)私、就任早々に1階の喫煙室、あそこを撤去したらという話をしました。その際に、つくったばかりだと、30万だったかのお金かけているそうです。それを撤去するというのはいかがなものかと言われまして、それだったらというのでテープを張って目隠しをしたりしました。ただ、いまだにあそこのロビーにいる方からたばこを吸う人が出入りするとにおいが漂ってきて何とかしてくれという苦情等もあります。したがって、吸う人の立場からすると吸う権利もあるという議論も出てきまして、全部をだめだということにはいかないと思っておりました。私自身のことに関しては、ちょっと勇気が要りますし、少し、一度チャレンジして失敗した経緯もありますので、健康を来年目指すということからすると私も多少の覚悟はあるわけですけれども、余り公約するとどこかでそれが破られたりするとちょっと大変なことになりますので、そういうことで、いずれ気持ちとしてはそういう意識でいるということです。
〇14番(山谷仁君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)14番山谷仁君。
〇14番(山谷仁君)ぜひ気にとめていただく程度で結構でございますので、そういった啓蒙運動も必要かという、やめたい人もやめれると、吸いたい人は最後まで吸うのでしょう。やっていただきたいと思います。
次に、村立小中学校学校施設整備について再質問いたします。各年度が提示されましたが、特に牧野林地区の住宅建築に関しては、平成21年から50ないし100戸の建築が予測をされておるようであります。平成22年の設計、23年の着工、増築では少し遅いようにも感じられますが、いかがでしょうか。
〇教育部長兼住民協働部長(伊藤隆雄君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)伊藤教育部長兼住民協働部長。
〇教育部長兼住民協働部長(伊藤隆雄君)今回お示しした計画につきましては、前段でも申し上げましたとおり、35人学級が現在小学校1年生と2年生なわけですが、県の教育委員会ではことしじゅうに少人数学級を拡充するのか、それとも少人数指導にするのか。例えば40人のクラスを教科によって20人ずつに分けて授業をするとか、そういう形にするのかということについて今年度中に結論を出すということでありますので、その計画、方向によってはまだこの計画が若干変更になる場合も、このとおりということではなく、そういう要素も含んでいると。ただし、お金もからむといいますか、財政的なものもあるので、やはりある程度わかる時点と申しますか、確定はしていないのだけれども、そういう要素があるという時点でやはりお示しすべきではないかという形で、今の段階でこういう計画を出させていただきました。今後の推移等についても精査をしながら、この計画に沿った形でやっていきたいというふうなお話を申し上げているわけですが、やはり村の財政計画との整合性も図る必要があるだろうというふうに思っておりますし、そういう中で鵜飼小学校につきましては、ことし実施計画やって来年建てるということを方針の中で進めておりましたし、それから姥屋敷の屋内体育館については危険だという、危険性もあるということからすると、なるべく早目に着工したいというふうなことで今の計画になってございました。これらについては、今後とも十分財政当局、それから推移等を精査しながら対応してまいりたいというふうに思っております。
〇14番(山谷仁君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)14番山谷仁君。
〇14番(山谷仁君)35人以下学級のことも踏まえながら思い切った計画をされていたなということで、ぜひそのとおりになっていけばいいのかなというふうに思いますが、次に関連した質問をいたしますが、19年の9月の答弁にもありましたように、いわゆる少子化の波は避けられない、いわゆる子供はふえないのだと。ただし、そういった35人以下学級、あるいは障害を持った生徒の学級などなど、それから今多目的教室を普通教室に使っているという現状を考え、将来的には考えなければいけないということで、こういったものも踏み込んだものが出てきたのだと思うのです。大変ご苦労された計画だと思うのですが、ぜひやっていただきたいと思いますが、今後逆に少子化が進んで生徒が少なくなって必要がないという場合に、エレベーターもつけて、既存の校舎にもエレベーターをつけるという大きな予算です、10億は軽く超えるわけです。そういった場合に、この教室をどういったふうな利用の仕方を考えてこれから計画をしていくのでしょうか。
〇教育部長兼住民協働部長(伊藤隆雄君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)伊藤教育部長兼住民協働部長。
〇教育部長兼住民協働部長(伊藤隆雄君)確かに他の市町村とか、特に都市部等では教室の、学校の3分の1とか半分近くが空き教室になったという例もあるようでございまして、その使用、例えば地域に開放したりとか、いろんな形をやっている例もあるわけですが、滝沢村の場合、現時点ではまだ学校、教室があくというふうな状況になっておらないところでございますので、今の時点でこういう形で転用する、場合によってはこういう形というのはまだ考えておらないところでございます。
また、エレベーターにつきましては補助等もありますし、当然いろんな方、保護者の方とか、先ほどの答弁の中で申し上げましたとおり、保護者の中でやはり足の不自由な方もいらっしゃるわけでございますし、子供たちの中にもやはり器具をつけたりなんかしている子供たちもいるわけですので、そういう負担も軽減していくというふうなことはぜひやっていかなければならないことではないかというふうに思っているところでございます。
〇14番(山谷仁君)議長。
〇議長(角掛邦彦君)14番山谷仁君。
〇14番(山谷仁君)エレベーターの件に関しましてもわかりました。ただ、つけたはいいが、ランニングコスト、あるいは寿命とかいろんな経費がかかるわけですから特に精査をしていただきたいと思います。
これで終わります。
〇議長(角掛邦彦君)これをもって14番山谷仁君の一般質問を終結いたします。 

◎散会の宣告

〇議長(角掛邦彦君)以上で本日の議事日程は全部終了いたしました。
本日の会議はこれをもって散会いたします。
(午後3時03分)






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